貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

中間管理職になるにあたって、手放した2つの感情

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もはや毎月恒例と化した四国出張から昨晩帰ってきた貪欲なシンプリストのシュカです。

 

うまいものをひたすら食べまくったので、週末はヨガ通いをして少しでも燃焼させたいと思っています。

 

今回の出張では同行した同僚や先輩と色々な話ができたのですが、その中で仕事上とらわれていた感情に踏ん切りがついたところがあるので、今後主任という中間管理職&慣れない業務に従事するにあたり、スムーズに進めていくためにも、このことはすごく大きいのではないかと思うため、記事にしたいと思います。

 

また、以前読んだ本に書いてあったことが今の自分へ重要なアドバイスにもなるので、シェアできたらいいのではないかと。

 

仕事上、特に人間関係でモヤモヤを抱えている方々がいらしたら、もしかしたら参考になるかもしれません。(ならなかったらごめんなさい)

 

  

働くためのメンタリティーを教えてくれる本2冊

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どちらも過去に読んだ本なのですが、仕事上業務がうまくいかないとかはあくまで関連スキルが足りないOR慣れていない、という理由が主だったものなので、回数重ねれば解決されるものです。

 

それに対して、人間関係上押し寄せてくる感情の波、というのは他者がらみになるのでなかなかどうして厄介なものです。例えば会社で働き続ける上でも、業務内容よりも人間関係が良好だから、という理由が先行するケースってよくありますよね?

 

過去に貪欲なシンプリストは上司との関係性に悩んだこともあるので、何冊か本を読んだりしました。で、再び中間管理職として一つ上のレベルにいる上司と一緒に仕事をしなければならない状態になり、その上司というのが性格は悪くはないが大人気ないところがあって、色々人を振り回す傾向があります。まあ、パワハラとか相手を陥れようとする性悪ではないので、まだマシな方ですが、チリも積もれば、ってやつで度重なると受け手側としてもストレスや怒りが溜まってくるよね、的な。

 

そんな状況にいる貪欲なシンプリストが、再びこちらの2冊に教えてもらおうというわけなのです。

  

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低燃費で高効率

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『女子の働き方』の著者は日本で初めて海上保安学校に入学し、最年少で巡視艇の船長に抜擢された経歴を持つ女性なのですが、その方がこう書いていらっしゃいます。

 

頑張ってこそ成果が出るのではなく、楽しみながら成果を出そう

省エネ、エコなやり方にこそ、真実はある

 

つまり、

人の評価に一喜一憂するより、気にしない方法を編み出したほうが楽(=エコ)

人と競争するより、人にタス変えてもらえる自分になったほうがスムーズ(=省エネ)

 

というマインドセットの方がうまくいくということです。非常に頷けますね。

 

大事なのは自分が与えられた仕事の意味を忘れずに、その延長線上に理想をイメージして、そこへ向かう努力をすること。そう考えると、人間関係でいちいちストレスを感じている暇はないのですw

 

仕事上の人間関係は、仕事の運営上のチームであり、お互いがサポーターなのです。

それぞれの個性を理解した上で、自然体で助け合えるような流れを作っていくといいのかな、と。それは上司であっても同じで、ざっくばらんな表現を使うと、上司とは使われるだけでなく、使ってやる、という視点も必要なのです。

 

不必要な怒りを手放すーアンガーマネージメント

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先述の通り、自分の仕事上のポジションが変わるのに伴い、上司との関係性だったりで火種を抱えるに至理、すでに上司にはイライラさせられることも多いですw

 

また、それに絡めて周囲も気を遣ってくれるのはありがたいのですが、反対にプレッシャーだったり、イライラ&モヤモヤの原因になる発言だったりして、ストレスが溜まったりします。

 

おそらくは一番コントロールしなければならないのは、自分の感情面であることがよくわかりますね。

 

そこで、『働く女性の感情整理術』は的確な助言を与えてくれます。

 

怒らない技術の第一の目的は、不必要な怒りをなくすことです。

仮に人間が怒りに任せた状態だとすると、表に出す怒りのうちの8割は、単なる自己満足のために表出されているものだと言われます。これが「不必要な怒り」です。

 

怒らない理由は、不要な怒りに対して「もう怒らない」と決めたからです。

 

尊敬できない上司に自分の心のハンドルを度々握られていては、それは煩わしいですよね。私が「もう怒らない」と決めたのには、自分の心を他者に支配されるのが嫌だったからです。

 

 

そう、まさにこの言葉が的を射ている気がします。

自分が仕事をしているのに、なぜ他人に自分をコントロールされなければならないのか。その時間とエネルギーが非常にもったい無い。

 

アンガーマネージメント方としてこちらの本では、いくつか方法論が挙げられています。

 

●反射しないスキルを身につける

  • 間を置く(一般的に6秒ほど)
  • その場を離れる
  • 怒りのレベルを数値化してみる(客観化)

 

●ポジティブに転化させる

  • いい部分に眼を向ける
  • メンター(相談相手)を持つ
  • 怒りの記録をつける(その場では見えてこなかったこともわかるかも)
  • 怒りのパターンを見つけ、それを回避する
  • 怒りの底にある感情の正体を理解する(不安、悲しみ、苦痛、弱さ、自己嫌悪などがベースによって根本的な原因がクリアになる)

 

貪欲なシンプリストが決めた2つのこと

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 こうした貴重な2冊の教えと、出張中に人と話したり、考えたりして出した結論が3つあります。

 

  1. 仕事、特に上司との関係性において一切の感情を排する
  2. 尊敬できない上司の言動に一喜一憂すると、自分のレベルが下がるので、そんなことにエネルギーと時間をかけず、ワンランク上の仕事に慣れることをプライオリティーとする
  3. もし出願した海外大学院のプログラムに合格したら、年度内であろうと、職場を去ることをためらわない

 

 

先月末に主任になることが決まってから、仕事を辞めることにためらいを感じ迷いが生じていたのも事実です。もちろん、まだ結果待ちの段階なので、この先の予定が全く立たない状況なのですが、受かったら、自分のことを優先させていただくことにします。

自分の幸運を犠牲にしてまで、居続ける価値はないな、と判断しました(きっぱり)

 

そういう意味で、上司に対する感情と今後のことに関する迷いを手放すことができました。

 

何はともあれ、向こう数カ月は主任業務に慣れて、スムーズにこなせるようになることと、うちの部署の人たちが仕事がしやすいように気を配ることを課題として頑張っていけたらと思います。

 

 

 

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