３０代最後の誕生日に思う幸福論
今日の風は完全に秋そのもの。
暑くもなく、寒くもなく。からりとしていつもの香水の香りがほんの少し、違う香り方をする、そんな空気感の今の時期が一番気に入っている貪欲なシンプリストのシュカです。
Facebookでつぶやいてましたが、今週の１２日、つまり一昨日は貪欲なシンプリストの３０代最後の誕生日でございました。
数年前までは毎年の誕生日を海外で過ごしており、そのこと自体が自分の中で満足感につながっていた（理由は自分でもわかりません汗）のですが、3年前から日本に戻ってきていて、しばらく地味〜な誕生日が続いていました。
が、正直なところ、もう「誕生日、わ〜い」的な気分にはならない上に、仕事や出張中でそれどころじゃないので、誕生日の自覚すら希薄ですらありました。
今年の誕生日も同じ流れで、当初はさほど気にもとめていなかったのです。
が、タイミング的に春先から続けてきた海外大学院プログラムへの出願や、英語試験を２回受験し終えたことから、小休止モードに入っているところで、誕生日にはお気に入りのHARBSのケーキをがっつり食べに行きたいな〜なんて考えてました。
最初はいつものようにお一人様でケーキ屋へ乗り込もうと思っていたのですが、気がついたら社内の別部署にいらっしゃるお姉さん（香港へ一緒に行った人）に声をかけていましたw
そんなわけで急遽誕生日の夜は豪華に丸の内へ繰り出したのですが、若い頃のような大人数で誕生パーティー的な華やかさはないものの、素敵なお姉さんと大人な夜？を楽しむことができたのでした。
しかも会社で冗談混じりに誕生日であることを告げたら、その辺にいた人たちがおめでとうコールをしてくださり、自分の図々しさを棚に上げて、赤面してしまうほど嬉し恥ずかしい出来事もあったり、と日本へ戻ってきて以来一番華やいだ誕生日だったように思います。
まあ、そんなしっとり？した大人の誕生日を過ごし、改めて「誕生日の幸福論」という正直誰のためにもならないようなことを考えてみたので、まとめてみたいと思います。
- １．ご褒美系のお店へ行こう
- ２．メンターとの会話が最高の誕生日プレゼント！
- ３．気のいい場所へ行こう
- ４．人との繋がりを感じる感謝という名の幸福
- まとめ：幸せを噛み締めながら、変化を楽しむ自分でありたい
１．ご褒美系のお店へ行こう
誕生日だったりなんかの記念日だったり、何でもいいのですが1年に数回程度は奮発してご褒美をあげたいものです。
普段は質素に自炊だったり、堅実にしていても、たまには美しい空間で、美しいものを愛でる機会を与えることで、暮らしにメリハリがついて、両者についてありがたみが生まれるもの。
例えば私の中では、HARBSというケーキ屋さんがそれにあたります。
銀座、丸の内（丸ビル）、六本木ヒルズ、など洗練された場所に店舗を構える高級感のあるケーキ屋さんで、非常にボリューミーな上に、ケーキの単品オーダーが認められないので必然的にカフェでのお茶は大抵ワンコインな貪欲なシンプリスト的にはお高めなので、めったには足を踏み入れられません。
だからこそ、去年は夏のボーナスが出たときに、仕事を頑張った自分へのご褒美として、そして今年は誕生日にHARBSのケーキをいただくことになったのです。
HARBSについてはケーキの美味しさはもちろんですが、お店の内装もさりげない高級感が漂うので、非日常が味わえます。
２．メンターとの会話が最高の誕生日プレゼント！
当初はお一人様でケーキ食べて帰ればそれでいいや、と思っていましたが、職場のお姉さんが幸いにもお付き合いくださり、いろいろお話をさせてもらったのですが、やはりときにはこうして人と話す時間を持つのも幸福論的には大事だな、と思いました。
貪欲なシンプリスト的には同じラインの気の会う友達よりも、自分より経験が豊富だったり、上のポジションにいる人だったり、とメンター的な存在の方と同席させてもらう方が幸福度は上がる気がします。
なぜならば学ぶことが断然多いからです。
そしてそれが、自分の成長のための最高のプレゼントにもなりうるからです。
同年代だったり、同じような立場だったり、いわゆる通常の「お友達」と誕生日を過ごすことを否定しませんが、それだとただ楽しいだけ、嬉しいだけで終わってしまうと思います。もちろんそれはそれでいいのですが、交際費を切り詰めている身としては、誕生日はあえてメンターと過ごしていろいろな経験談やアドバイスをいただく方が素晴らしい誕生日プレゼントになるのでは、と思ったりします。
３．気のいい場所へ行こう
この誕生日の夜は、丸の内という日本の中でも一等地で過ごすことにしました。
貪欲なシンプリストは丸の内エリアが大好きなのです。
特に夜の東京駅丸の内口は、古い赤煉瓦の駅舎がライトアップされていて、高層ビルとのコントラストも美しいのです。また、丸ビルの裏側あたりを夜風に吹かれながら歩くのも、まるで海外の街を歩いているような心地にさせてくれます。
高級感のあるエリアですので、自分には手が届かないようなものばかりですが、ティファニーで朝食を、じゃないですが自分の気持ちを上げるためにも、こういうところに身を置くことも大事な気がします。
至近距離には皇居という東京最大のパワースポットもあるので、当然気は良いでしょう。
そんな丸の内エリアは貪欲なシンプリストにとってパワースポットでもあるので、３０代最後の誕生日を過ごせたのは幸せなのです。
誕生日は自分にとってのパワースポットで過ごすことで、これからの自分のためにもエネルギーレベルを上げておきたいものです。
以前ブログでも上げましたが、今の主任の退職に伴い、この秋から主任を引き継ぐことになりました。かたや水面下では来年以降自分がやりたいことをやるために現在動いてその結果を待っているところでもあり、丸の内での誕生日はそんな自分を鼓舞するのにぴったりだったと思います。
パワースポット丸の内で、美味しいイタリアンをたらふくいただき（ケーキの後w）、これ以上にないくらい幸せを感じておりました。
４．人との繋がりを感じる感謝という名の幸福
普段は基本おひとりさま行動な上に、仕事や来年以降の進学/転職活動を進めていると、人との交わりが希薄になりがちです。休日の外出も一人ですし、自宅でも静かに一人で過ごすわけで、自己完結してしまってる感があります。出張先で一緒になった人と時には食事やお茶をすることはありますが、今年は圧倒的に交際面に時間とお金をかけていません。
シンプルライフでは無駄な飲み会や食事会に参加しないというのはよくあることですが、ただしそれは自分の人との関係性をおろそかにしていいという意味ではもちろんありません。
やはり今までの人生の道のりの中で出会った人、仲良くなった人、お世話になった人、そして嫌な思いをさせた/させられた人ですら自分にとって大きな意味があるわけで、そういう出会いという実りを改めて気付かせてくれたのも今年の誕生日でした。
というのも、誕生日の日、そして数日過ぎた今もFacebook上にいいねやコメントをたくさんいただいていて、本当にありがたいことだと感じるのです。
もうすでに会うことや話すことすらない、過去の繋がりであってもFacebookというSNSのおかげで大事な幸せを感じることができました。SNSはやり方次第で仇にもなりうるので注意が必要ですが、同じ時空間を共有してなくても繋がっていられるという意味でありがたいツールだと思います。
まとめ：幸せを噛み締めながら、変化を楽しむ自分でありたい
こんな風に今年の誕生日は穏やかに、でも幸福感満載で終わったのですが、これからもまだまだ変化が目白押しで、主任の仕事にもなれなければいけないので、この３連休は何処かのタイミングで持ち帰った資料を読み直して頭の整理をしたいですし、他にもマネージメント関係の本も何冊か読んだりしています。
プライベートでは１０月と１１月に少しずつ休みを取って遊びの予定も入れているので、その準備を楽しみつつ、出願した結果を待ちたいと思います。
中年という域に入り、不惑の４０までもうすぐですが、引き続き生活とマインドはシンプルに、でも守りに入ることなく貪欲さを持って変化を生み出し、楽しんでいきたいと思っています。
最後になりましたが、このブログへいつもお越し下さる皆様へも感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
皆様からのスターやアクセスが励みになり、このブログも３周年を迎えました。
本当にありがとうございます。
更新頻度はめちゃくちゃ落ちてしまいましたが、今後もブログの方向性を考え直したりして続けていこうと思うのでどうぞよろしくおねがいいたします。
