香港で２泊で１０万越えのホテルがたったアンダー３万で泊まれた話
昨日久々に３時間以上サイクリングをして汗を流した貪欲なシンプリストのシュカです。残業続きで完全なる運動不足状態だったので、心地よい疲労感がたまりません。やっぱり運動しなくなると体だけでなく心も病んでいきますよね？拷問のような強度は不要だと思いませんが、適度な運動は日々心がけたいものです。
さて、今回も香港ネタでお送りしたいと思います。
香港に関しては、自分の中で週末弾丸旅行状態で、もはや「旅行」ではなく「街ブラ」と同等の認識なのですがw、ホテル選びは結構色々考えさせられるのです。というのも他のアジア旅行とは異なり、香港はホテル代が高いのです！
なので、香港名物と名高い、ワンルームをさらに半分に分けたような（独房並み？）の部屋であってもシーズンによっては5000円越えするのです！
前回の訪香の際に利用したホテルも１泊だけでしたが一人10,000円越えした記憶があります。
しかし、今回は状況が大きく異なっていました。
ご存知の通り現在香港は大いに揺れている状態です。現地にいる間も現地在住邦人の方のツイッター投稿や専用アプリでデモや警官配置などをこまめに調べながらリスク回避して、町歩きをしていたので一切危険な目には遭わずに終始香港を堪能することができました。
が、どうやら観光客の数はここのところ激減しているようです。特に大陸からの人の入りはめちゃくちゃ少ないのだとか。
そうすると何が起こるかっていると、ホテル代が驚愕なまでに安くなるのです。
特にホテルのランクが上がれば上がるほどそのお得感は半端なく、ビジホレベルにまで下がっていたのには本当にびっくらこいたです、はい。
今回の訪香を決めたのが今年の４月ごろでして、その時押さえたホテルはさほどデモの状況が悪化していたわけではないので、通常価格でしたが、その後ホテルのエリアでデモが多発していることを受け、９月に宿泊地変更をすることにした際、改めて検索サイトを見ていたら価格帯の変化に気づきました。
結果、九龍半島のハーバーシティの隣にあるこちらのホテルを予約しました。
青空に赤銅色が映えてます。ていうか、こういう色合いのお鍋あるよね？と思ってしまう自分の発想がちいさ〜汗。
こちらのホテルはマカオや中国へのフェリーステーションに隣接しているので利便性も高いです。
気になる宿泊代はというと・・・
ツインで２泊・・・合計28,789円
つまり一人およそ7,200円/日
＊普段だったら同じ条件ですと、10万超えます
え、これってちょっと高い時期の東横イン並みじゃないですか！？
お部屋は5つ星クラスのタワーサイドのほぼ最上階で、こんな感じ。
海外高級ホテルあるあるのやたら広くて動線に困る、ということはなく、程よい広さが保たれていて、疲れが一気に吹き飛ぶくつろぎの空間です。
今でも決して安宿は嫌いではありませんが、出張などで狭くて古い（けど安い）ホテルに泊まると疲れが全く癒されないのを感じるお年頃になってきたので、弾丸トラベラーにはホテルのクオリティは大事にしたくなってきました。
特にベッドの寝心地は大切で、疲れ切った体を横たえてあっという間に眠りにつけることと、寝起きのすっきり感に関しては、こちらのホテルは最高でしたね。やはりランクが高いというのはこういうことなのでしょう。
さらに個人的にポイントが高かったのは、環境に配慮してプラスチックゴミの削減に取り組んでいたところです。各階のエレベーターホールに下の画像のようなウォーターサーバーが備え付けられているので、手持ちのボトルに好きなだけお水が組めるという仕組み。
いちいち自分でお水を買う必要もないので、お金と労力の削減にもつながります。
貪欲なシンプリストとしても常々日本でもこういう水を汲める場所が増えればいいのに、と考えているので、ホテルがこうした取り組みをしてくれると旅行者には本当にありがたいですよね。エコにもつながるので一石二鳥です。
最後にこちらのザ・ロイヤルパシフィックに泊まってよかった点として2つありました。
夜景堪能スポットがある（結構穴場）
ショッピングモールでお土産が揃う
夜景については、ホテルを出て海沿いのプロムナードがあり、人もまばらなのでや経費を独り占めしてるような感覚で思いっきり好きなように撮影できます。貪欲なシンプリストは絶対にやりませんが、インスタ用のポージング決め決め写真とか撮りたい放題でしょうね。
上の画像ではフェリーポートのライトが強いですが、道を進むと完全に香港島の夜景が広がります↓
そしてお土産については、ホテルに隣接するショッピングモールにドラッグストア、スーパーマーケット、そしてクッキーやパイナップルケーキが有名な奇華餅家（ケイワーベンガー）の店舗が入っているので、お土産も全て揃えられます。
エリア的にもショッピングモールやグルメも徒歩圏内で楽しめるので、さらにマカオへのエクスカーションもプランしているのであれば最高に効率よく動けるホテルですね。
通常であればとても手が届かないホテルですが、今回はタナボタ的な形で（そもそもの原因は好ましいものではありませんが）最高レベルのホテルを安価に楽しむことができ、満足度、幸福度が高い訪香となりました。
