北の杜仙台で考えた幸福度の高い出張に欠かせない4つの条件
北の杜仙台出張から帰宅した貪欲なシンプリストのシュカです。
先週調子を崩していた鼻と喉は、治りかけ特有の痰がらみの咳と鼻水でデトックス状態となり、ティッシュが大量に必要でした。でも、膿も出し切ればスッキリするわけで、必要なプロセスです、はい。おかげで今かなりスッキリしてきました。
また、仙台というのがいい街で、個人的な旅行も含め3回目の訪問になるのですが、やはり好感度が高いですね。
JRや地下鉄駅構内の新しさと、わかりやすい設計、そして「北の杜」を意識しているだけあって、木材を随所に使っているところも快適さを上げているのではないかと。
2泊3日の出張でしたが、泊まったホテルも快適で北欧テイストが混じっていたので、これぞまさに幸福論を考える貪欲なシンプリストには良いトピックだわい、ということで記事にすることにしました。「幸福度の高い出張にする4つの条件」を自分なりに考えてみましたよ。
身軽であること
1泊2日程度であればいつもの仕事鞄だけで移動できちゃうものですが、2泊でしかも仕事となるとどうしてもプライベートの旅行時より荷物は増えますね。だって替えの下着と衣類をミニマムにしても、仕事道具は持ち運ばないといけませんから。
今回はいつもの仕事用のマイバッグとキャンバス時の手提げに衣類や洗面道具、薬類を入れてます。が、これが結構パンパンで重たい・・・
今年度からうちの部ではiPadが導入され、出張でももちろん持参してるわけで、キーボードも一緒だと結構重いんですよね汗まあ、去年まで持ち運びをしていた紙の資料がなくなったのはいいことではありますが、データを閲覧するには申し分なくても、データ書き込みで保存エラーが起きたり、ミーティングの時のための共有シートにうまく書き込みができなかったり、とノマドワークにはタブレットは向いていませんね。
って愚痴ばかりで肝心な内容になってませんが、とにかく出張時は身軽が一番。移動時に費やすエネルギーが変わります。帰る時に消耗してしまって、その後ダウンなんて時間ももったいないですよね。
身軽にしてるつもりでも、まだまだ減らしていきたい、っていうか軽量化図りたいと激しく思う今日この頃。これから色々試行錯誤していきたいです。多分今後マネークリップとか薄型財布を出張&旅行用に導入するところからスタートかな。
ホテルのコスパがいいこと
この場合のコスパとは下記の要素全てを含みます。
- 宿泊料金
- 部屋の内装や広さ
- 防音効果
- 浴槽のサイズ
- アメニティ
- ラウンジでのフリードリンク
ただ価格を安く抑えればいいものではないということを、2年間の出張生活で学びましたね。安い所だと、古いので水回りのニオイが気になったり、壁が薄くて隣の音が筒抜けだったり、と不快指数が上がってしまいます。そうなると疲れが取れないのです。
同時に部屋の内装や広さというのも大事で、昔の日本のビジネスホテルのようなベッドだけで部屋が埋まっちゃうような圧迫感満載な間取りや無駄な柄も幸福度が下がりますね。
出張というかりそめの住まいとはいえ、日々の営みとして、部屋でくつろげるような余裕が欲しい所であります。
そういう点で仙台でお世話になったホテルは北欧風のインテリアで、床もカーペットでなくウッドフローリングだったのがすごく良かったです。部屋で過ごす時間の充実度が半端なかったですね。
また、1日の終わりのリラックスで欠かせないお風呂ですが、総じてビジネスホテルの浴槽って小型ですよね。足が伸ばせない・・・窮屈な思いをしてお湯に浸かっていたら取れる疲れも取りきれませんよ!
というわけで、最近はちらほらと浴槽サイズを大きめにしているビジネスホテルも出てきました。そういうところに当たると幸福度がグンと伸びていきます。入浴剤とか入れて、リラックスタイムを満喫できますよね。
最後にこれがあると最高!っていうのが朝食会場のラウンジでフリードリンクサービスをしているホテルです。今回泊まった仙台のホテル(詳細は最後に載せてます)もそうですが、過去にも同様のサービスをしているホテルに泊まった時は、感動しました。
だって、カフェとして使えるのですから!訪問先から戻ってきて、書類整理やメールのやりとりなどの作業に集中するのにうってつけ。また、仙台のホテルはライブラリーがあったので、好きな本や雑誌を読みながらくつろぐこともできました。
アクセスが良いこと
宿泊先がいわば出張先の移動拠点になるわけですから、諸々へのアクセスが良いと時間も有効に使えますし、無駄なエネルギーを使わなくていいので、仕事後の自分の時間が格段に増えます。
例えば駅前に宿を取れば、移動の電車の時間ギリギリまでホテルにいられますし、荷物を預けた場合でも、簡単にピックアップできます。
また、駅だけでなく飲食店街やドラッグストア、コンビニ、銀行など何かとお世話になる場所へも行きやすいと便利ですよね。
朝食が充実していること
私はあまり朝は食べないので、素泊まりにするケースが多いのですが、今回の仙台のホテルは朝食の評判が良かったので、気になって朝食込みにしてみました。
で、この通り。
朝食ビュッフェでは和洋のメニューに加え、オレンジからフレッシュジュースが作れるジューサーもあるので、糖分や保存料が含まれない、ヘルシーなオレンジジュースもいただくことができました。
お料理も一品一品丁寧に作られている感じで、日本のビジネスホテルでこれだけ朝食が充実しているのも珍しいですね。メニューは充実していても、業務用のパック入りのを出して提供してるだけのホテルも多いですから。
今回のホテルは北欧テイストのインテリアに加え、さりげなく個性的なアートがディスプレイされていて、しかもベランダまでアーティーなデコレーションになっていたところが、幸福度を上げてくれたポイントになってます。ただ綺麗だけのビジネスホテルではない、どこかヨーロッパのセンスのいいプチホテルのような感じでした。
今回お世話になって、すごく気に入ったホテルというのが、こちらです↓
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まとめ:北の都にこそ北欧テイストがマッチする
仕事後の空き時間は、ライブラリーの北欧インテリア系の雑誌をパラパラめくったりしていたのですが、改めて思ったこととして「北の街に北欧インテリアってしっくりくるなあ」ということでした。
やはり同じ緯度の高い場所同士、素材の質感とか北国の植生とか、空気とか共通する要素って色々あると思うんですよね。だからでしょうか、ホテルの部屋に入った時とかにも北欧テイストの部屋を見て、なるほどって一人で納得しちゃいました。
過去に9年間北海道で暮らした経験もあるので、東京や関西、沖縄と北国の空気感が異なるのはよくわかるのです。そして今回仙台へ来てみて、どこかヒンヤリしていて乾燥した澄んだ空気にこそ、北欧はハマるんだよな〜なんて思っちゃいました。
(別に北国以外で北欧テイストやったらダメ、とかいう話じゃないですよ)