貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

GWにぜひ!シンプリストオススメの本4冊

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令和元年、新しい時代の始まりを寝坊気味で迎えている貪欲なシンプリストのシュカでございます。

 

今日は外出予定でしたが、英語の勉強になかなかどうして集中できていない現状を鑑みて、今日明日と自宅にこもって勉強をすることにしました。でもブログは書きますよ〜。

 

というわけで令和第1号の記事は、以前ご紹介した「GWにオススメの映画」の続編です。今回はシンプリスト・ミニマリストにオススメの本を4冊シェアしたく思います。

 

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1.シンプルに生きる(ドミニック・ローホー)

 

シンプリストやミニマリストにとってはバイブル的な存在でもあるドミニック・ローホーの比較的初期の頃翻訳されたシリーズになります。ミニ正方形のちょっと特殊な形の本ですが、コンパクトなので旅先などに持って行ってパラパラめくるだけでも楽しいものです。

 

また、欧米人が解釈するアジア世界って感じのイラストもいい味出しているので絵本感覚で、入りやすいシンプルライフ入門書ですね。こちらはシリーズ3冊セットのようで、他にもこちら2点が書店に並んでました。

 

 

左のグレーの表紙の方がマインドセットにフォーカスしているのに対し、右の水色の方がライフスタイルにまつわるエッセイが集められてます。

 

で、冒頭でご紹介したピンクの表紙のは、主に美容や健康のシンプリスト的維持方法がテーマになっています。

 

一時は3冊全て持っていたのですが、ピンク以外は断捨離しています。

その後もローホーのエッセイは何冊か読んでいますが、私はやっぱりこれが一番好きですね。彼女の考えと具体的な方法論がしっかり綴られているのです。休日や平日仕事のあと寝る前のひとときに、難しいことは考えずにページをめくることで豊かになれる気がします。

 

2.ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくりかた(マイク・ヴァイキング

 

このブログでもおなじみのデンマーク流幸福メソッド「ヒュッゲ」について一番わかりやすく、かつ楽しく綴られている本です。

 

表紙からしてなんだかおとぎ話のような感じがして可愛らしいですよね。

それぞれテーマに合わせた写真もたくさん含まれるので、写真集感覚でゆるい気持ちでヒュッゲのお勉強ができます。

 

ページをめくること自体がヒュッゲなので、癒しになります。

GWをきっかけによりヒュッゲなライフスタイルを取り入れてみるのはいかがでしょう?

 

 

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これまでは結構知れ渡っている書籍でしたが、後半はよりディープにいきたいと思います。シンプルライフということで私の中で一番影響を受けた2冊をご紹介させてください。
 

3.海からの贈り物(アン・モロウ・リンドバーグ) 

 

女性パイロットとしても知られ、当時「自立した女性」としても評価されていた彼女が、休暇に海辺の小屋にこもってあれこれ思索したものをまとめたエッセイです。

 

半世紀ほど過去のものとは思えないほど、現代社会に生きる私たちにとっても共感できることも多く、折に触れて読み返したくなる名著だと思います。

 

特にシンプルライフ志向の現代においては、肥大した消費社会や物質主義の限界に関して寄せているコメントは、半世紀前のものであっても今読んでも示唆に富んでいると思います。

 

所有欲は美しいものを本当に理解することと両立しないのである。

 

浜辺中の美しい貝をすべて集めることはできない。少ししか集められなくて、そして少しの方がもっと美しく見える。つめた貝が一つある方が、三つあるよりも印象に残る。

 

なぜなら、周りに空間があって初めて美しいものは生きるからである。

 

 

www.greedysimplist.com

  

4.森の生活(ヘンリー・デイビッド・ソロー)

こちらも上の「海からの贈り物」と同様アメリカの古典的名作と名高い、ソローの代表作になります。

 

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もう何年も前に読んだのですが、シンプルに、ミニマルに生きること、そしてその根底に「足るを知る」ことの大切さが綴られているのが印象的で、絶対に手放したくない本として、今も本棚に鎮座してます。

 

ソローは今から170年も前に活躍した作家なのですが、ある時森に小屋を建てて、2年ほど自給自足ベースの生活を始めます。ハーバード大学卒業というハイパーインテリということもあって、古典から世界の宗教にいたるまで博識さを生かして書き綴ったエッセイをまとめたのが、この『森の生活』。

 

現代とは比べ物にならないとは思いますが、ちょうど資本主義が高まりつつある時代において、すでにそれに対して危惧を抱いていたことは注目に値しますね。ソローが現代社会に生きていたら何と言うのでしょうか。

 

シンプリスト、ミニマリストにとどまらず、ナチュラリスト的な側面も強いので環境運動家、果てはガンジーキング牧師など非暴力的な市民運動の指導者たちへ影響を与えたことで知られています。

 

巷の本屋で平積みになっているようなシンプル本には飽きたと言う方、もっと読み応えのある本をGWに時間をかけて読破したいと言うあなたにオススメの一冊です。

 

 

ただし、日本語訳でも岩波文庫で上下2冊と言うボリュームである上に、読みやすさには欠けるので、もっとハードルが低いものを求める方にも、エッセンスをまとめた漫画版もあるので、ぜひ。

 

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長い連休時間に読み応えのある1冊を

こんな風に書いていたら、私もまた読み返したくなってきました。

自宅で過ごす連休は、勉強に集中したいけれどこうして大好きな本を読み返す時間も持つのもいいですよね。

 

 

 

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