ヒュッゲなライフスタイル研究#1「ヒュッゲって何?」
おはようございます、貪欲なシンプリストです。
ブログ1周年を迎え、昨日ブログデザインを一新してみました。
ヘッダー画像、レイアウト、そしてカテゴリーの整理も行いました。
スッキリしたかな?
ヘッダーの画像は6月ごろ友達といったインド料理屋さんのもの。
ロイヤルブルーの壁面に、カーペットがよく映えていて思わず写真を撮ってしまいました。
どんなに気に入っていても、時間が経てば飽きがくるのは仕方のないこと。
こうやって適度に新しいもの・ことを生活に取り入れていく事は大事だな、と改めて思ったのでした。
ところで、今回は密かに?続けていた北欧ライフスタイル研究についてお話ししたいと思います。
以前北欧諸国の人生観を表す言葉に関する記事をアップしましたが、そこから私はデンマークの「ヒュッゲ」に注目して、ネットで検索したり、書籍を集めたりしていました。
✔︎ヒュッゲとは?
リサーチを重ねた経過報告?としましては、ヒュッゲはざっくり言うとこういうことになるんじゃないでしょうか。
①長くて鬱々とした冬を乗り切るためのストラテジー
②家の中で家族や友達と過ごす親密なほっこり時間
③キャンドルとあったかい飲み物とブランケットとソファがマスト
このことから「シンプルだけど居心地のいい空間で過ごす、心地よい時間」という捉え方ができて、いわゆる「シンプルライフ」の文脈に派生していったのかな、と思います。
Hygge(ヒュッゲ) 北欧生まれの「世界一幸せなライフスタイル」実践法
- 作者: ピア・エドバーグ,永峯涼
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2017/10/06
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✔︎ヒュッゲが世界でブームになったワケ
ヒュッゲ関連本を3冊ほど読んだ中で、一番デンマークに食い込んでいるなと感じたの
がこちらです。
イギリス人ジャーナリストが夫のデンマークへの転職(なんとレゴ!)にともない、仕事を辞めてフリーランスとして、新しい環境の中での戸惑いや疑問点を各方面から取材をして綴った一冊。
これこそが世界的な「ヒュッゲ」ブームの火付け役になったと言われています。
著者のヘレン・ラッセルさんは来日もしてたようで、雑誌やテレビにも出演されています。
✔︎デンマークは本当にパラダイスなの?
もはや手放しで「ヒュッゲ万歳、デンマーク最高」という風潮がある中、本当に問題はないのか、と疑いたくなるところに、ヘレン・ラッセルさんはしっかり食い込んで取材している印象。
(もちろん著者はそこからデンマークを、あるいはデンマークで出会った人たちを否定することはしてませんが)
洗練された高水準の社会保障制度、短い労働時間の裏には、実は人間臭い裏事情もあったり。
バイキングの子孫だからか、酒が入ると結構暴力的になっちゃうところとか、性にオープンであるがゆえに避妊や性感染症対策への意識が個人レベルで低かったり。
スカンジナビア的な合理性はあくまでスカンジナビア地域での合理性であって、全てが世界で通用するというわけではない、ってことですね。
✔︎一番大事なこと
上述のように、スカンジナビア的合理主義も学ぶことは多いけれど、別にそれが完璧ってわけではなく(何事にも言えることですが)、私たちはそういう長短を踏まえて、ヒュッゲなりスカンジナビアスタイルの本質を見極め、自分のライフスタイルについて考えていく必要があるな、と思った一冊でした。
この世にパラダイスはないわけで、何を優先させるか自分自身がしっかり見極めた上でどう生きるか、ってことなのでしょうかね。
一つ面白かったのが、移民が母国の環境と比較してデンマークの良さを訴えることで、デンマークらしさがさらに強固なものになっていく、という「外からの影響」も面白かったです。
デンマークにだって、他の国と同様問題はあるでしょう。しかしながら行きすぎた消費主義や過労社会のアンチテーゼとして、学ぶことは多いと思います。
これからもシンプリストとして、北欧ライフスタイル研究をゆる〜く進めていこうと思います。
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