2018年のスゴイ本*貪欲なシンプリスト選
忘年会明け、妙に目覚めのいい朝を迎えている貪欲なシンプリストです。
どうも、昨晩のハイテンションを引きずっているようです。
ところで私は「趣味は読書です」レベルを超えて、本が身近にないと禁断症状を起こすくらい活字中毒なのですが、今年も図書館という存在のおかげであまたの本に出会うことができました。
今回は今年読んだ本の中で「ベスト!」と叫びたくなるようなモノを選んでお話ししたいなと思います。
*選出基準はあくまで「貪欲なシンプリストが2018年中に読んだ本」です。
今年中に発行された本という定義ではありません。
パリのすてきなおじさん
出張からの帰り、飛行機の時間が遅かったので暇つぶしに入った書店で出合ったこちら。
軽めのおしゃれ本かと思いきや(失礼)、それぞれのムッシューたちの色濃い人生模様が描かれ、感動しました。
詳しいことはこちらをご参照くださいませ↓
ヒュッゲ
2018年後半、一気に私の中で大きくなった「北欧流幸福論」。研究テーマになって久しく、何冊か本を読んでみましたが、やはりこちらが内容、デザイン(すてきな写真がたくさん織り込まれてます!)、ボリュームの要素から一番いい「テキスト」だと思います。
まあ、大事なのはこういった本を「マニュアル」にするのではなく、本をきっかけに「自分流の幸福論」を生み出して、実践していくことなのかな、と思います。
ヒュッゲについての過去記事はこちら。
落語心中
コミック部門でめちゃくちゃハマったのが、こちら。
同時期にドラマ化されてまして、その影響を受けて、アニメ→漫画の順にハマって行きました。
やはり原作が持つ力というのはすごいものがあります。
落語は昔から大好きですが、もっと好きになることができましたし、落語家さんの苦悩についても意識させられました。
劇中、噺家が汗だくになって話している、それをみたら単純に「この人面白い」「この噺家つまらんん」などと軽々しく批評できなくなりましたね。
ファシリテーション
勉強がらみの書籍でいうと、相手からあらゆることを引き出す「質問力」を鍛えてくれる「対話型ファシリテーション」の本は大きな影響を持ちました。
どんな仕事でも相手あっての場面ってあると思いますし、かくいう私もヒアリングが大きな仕事でもあります。
「どうですか」「どうしてですか」という漠然とした質問を封印して、相手が確実に、事実を答えられるような質問をしていくことで、相手の中に気づきを生み出す、というコンセプトですが(これがなかなか難しい)、質問の仕方を変える、という意識を持つようにはなったかな。
途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法
- 作者: 和田信明,中田豊一
- 出版社/メーカー: みずのわ出版
- 発売日: 2010/11
- メディア: 単行本
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著者は南アジアなどで活動するNGOの方々で、途上国の方々と対話を重ねながら問題解決に取り組んでこられた実績をお持ちです。
☝︎の本も購入しました。まだ読めてないので2019年中には確実に読みたいと思ってます汗
桜木紫乃の小説
小説部門では、最近北海道出身で、北海道を舞台にした人間模様を描く桜木紫乃の小説が好きになりました。
雰囲気は全体的に暗めですが、そこには人間の強かさがあって、雪の下で春を待ちながら力を蓄える土の下の世界のようですらあります。
明日からのミャンマー旅行でも桜木紫乃の小説をKindleに入れてま〜す。
南国で読む北海道の小説、どんな感想を持つことでしょう。
本との出会い
自分一人が持てる世界観なんてちっぽけなもの、だけど本を読むことでその世界観が格段に拡張させられる。それが読書の醍醐味であると、学生時代の教授はそう言いました。
本のおかげで今の私がある。
本当に本には感謝しかありません。
また来年もたくさん本を読んでいきたいと思います。
あなたにとって「2018年ベスト本」はなんですか?
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