貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

GWにぜひ!シンプリストオススメの映画3本

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いよいよ10連休スタート、と同時に30年余り続いた平成の時代が終わりを迎えますね。平成が始まった当初はまだまだ小学校低学年のお子ちゃま(歳がバレる)でしたが、今となってはすっかりアラフォーに。歳月を経ることの恐ろしさを噛み締めている今日この頃です。

 

・・・なんちゃって、嘘です。そんな小難しいこと考えてません。もうひたすら、この10連休が始まるのを心待ちにしておりました。

 

今日も帰りがけにちょっとしたやり取りで「プチッ」とキレかけた出来事がありましたが、なんとか持ち直しました。そんなネガティブモードで平成最後の出勤日を終えるのはスマートではありませんからね。

 

さあ、今こうしてブログを書いているこの瞬間すら、私は自由なのです!!!

というわけで今宵のブログ更新は、シンプリスト的にオススメの映画&本ネタで行きたいと思います。連休中の時間をどんなふうに過ごそうかと考えている方のご参考になれば幸いです。

 

お題「ひとりの時間の過ごし方」

 

 

 

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①365日のシンプルライフ

 シンプルライフを送る方々の中にはすでにご鑑賞の方も多いことでしょう。

世界的にも「幸福度の高さ」で知られるフィンランドからやってきたものの少ない生活で生きるための実験的ドキュメンタリーです。

 

 

 

監督本人が主人公でもあり、失恋の痛手から立ち直りきれていないペトリ。

ある時思いついたのが、所有物を全てストレージに預けて1日1つずつ必要なものを持ち帰る生活を始めるという計画。

 

周囲の友達からは酔狂のように扱われながらも、荷物の運搬とか手伝ってあげてる姿がいい。最高だったのは、服や下着すら預けてしまい文字通り裸一貫となった主人公が、ジャズをバックに真冬のヘルシンキの夜を疾走するオープニングですね。

 


映画『365日のシンプルライフ』予告編

 

映画『365日のシンプルライフ』オフィシャル・サイト

ドキュメンタリーとは言いつつも、オフビートでコミカルな演出なのでグイグイ引き込まれていきます。

 

ペトリがリスペクトするおばあちゃんとの対話で、ものに縛られないで自分の人生を謳歌する方法を模索し始めるペトリ。

1日1つだけ持ち帰る生活を続けていくうちに、数が100ちょいのところでストレージ通いが無くなります。

 

本当に必要なものが揃ってしまったことで、それ以上求めるものがなくなったようです。

 

この映画を見ていると、自分にとっても必要なものはどれだけあるのだろうかと見つめ直すいいきっかけになります。

 

②Minimalism 


Minimalism: A Documentary About the Important Things (Official Trailer)

 

アメリカではミニマリストといえばこの二人が超絶有名で、著作は日本語訳も出ています。

 

  

 

幼馴染で、大人になってから高給取りになってありとあらゆる贅沢をしてきたものの、ある時そんな生活に嫌気がさして辞表を出したことがきっかけで、ミニマリストに転向。現在はミニマリストとしてのアウトプット活動を精力的に行っています。そんな二人を追ったドキュメンタリー作品ですが、監督はなんと、先日ご紹介した海外YoutuberのMatt D'avellaです。

 

www.greedysimplist.com

 

ある意味ミニマリズムをビジネスに昇華?させた二人といっても過言ではありません。

ちなみにミニマリストが開発したと言われているAwayのスーツケースがめちゃくちゃ気になってます。今のが壊れて買い替えるタイミングで検討したいです。

 

バグダッドカフェ


Bagdad Cafe Official Trailer #1 - Jack Palance Movie (1987) HD

 

 

高校生の時に初めて見て以来、今でもずっと大好きな映画だったりします。

 

北米の砂漠地帯の寂れたモーテルを舞台に繰り広げられる、ちょっと不思議な人間模様、と一言で言うとそうなるんですが、ドイツ人の監督がどこかファンタスティックに描いていて、テーマソングのCalling Youの澄んだ歌声と相まって、一気に違う世界へつれて行ってもらえる映画です。

 


BAGDAD CAFE - I'm Calling You

 

で、この歳にシンプリストになった観点で改めて見直してみると、砂漠地帯で夫婦喧嘩して自分のスーツケースだけ転がして夫と別れた妻の姿が、これ以上になくシンプリズム、あるいはミニマリズムを象徴しているのですよ。

 

寂れたモーテルに部屋を取り、いざ荷ほどきしてみたら、なんと旦那のものしか入ってなくて、それも民族衣装だとか、マジックグッズと必要なものが何一つない状態。

 

だけど、モーテル暮らしをして次第に常連たちと仲良くなるにつれて、前向きさを取り戻した主人公が手持ちのものを工夫して、自分らしいライフスタイルの道具にしていくんですけど、それこそまさにミニマリズムの極致ではないかと。

 

さらに、個性的なモーテルの常連たちもミニマリストたちなのです。

 

・ハリウッドで背景を描いていた画家(トレーラーハウス暮らし)

→今のタイニーハウス?

 

・セクシーな女性タトゥー彫り師

→トランク一つでノマドな生活

 

・ブーメラン大好きテント暮らしのバックパッカー

→言うまでもないでしょう

 

ちょっと辛い時にこの映画を見るとものすごく癒される。

また、いろいろ煩雑になった時にも、すっきり暮らす主人公たちの姿を見てインスピレーションをもらえる気がします。

 

映画をきっかけにシンプルな生き方を模索してみよう

本当はまだご紹介したい映画があるのですが、これ以上長くなるのもよろしくないので、この辺で。

 

王道系から「え?これのどこが?」と一見思われるようなものまで3本揃えてみました。

 

これから始まる10連休、予定がない日にシンプリスト的な映画鑑賞はいかがでしょう?

 

では、素敵なGWをお過ごしください〜!!

 

 

 

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