気分は小津映画*父娘の忘年会
今朝はぐっと冷え込みますね、貪欲なシンプリストです。
気がついたら12月。2018年も残りわずかとなりつつあります。
12月というと忘年会シーズンですね。
交際費にあまりお金をかけたくないのと、今月は多忙で飲み会やってる暇がないので、今年の年末は静かに、でも慌ただしく暮れていきそうです。
とはいえ、年末に会社の忘年会があるのと、ベトナム出張の際に現地在住の友達に会ったり、とまあそれなりに華やいだイベントはなくはない。
さらに昨日の晩は、近所のこじんまりとした割烹屋さんで父と「父娘忘年会」をしてきました。
我が家は2年前に母を亡くしており、さらに私が一人っ子なので残ってるのは2名と非常にコンパクトなのです。
先週父から「割烹屋のチラシ見たんだけど、忘年会しない?」と誘われて、ごちそうになると言うのだから、断る理由がない(笑)。
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老年の父と中年娘、やや美しさには欠けますが、まるで小津映画のようなイメージの忘年会となりました。
今回お世話になった割烹屋さんは、過去に何度も自転車でその前を通っていて、どんなお店なんだろう、と気になってたんですよね〜。だから今回入れて嬉しかったです。
さて、気になるお料理は・・・
前菜のサラダ。大将お手製のローストチキンと言い、生のキノコとナッツの風味と言い、とてもいいお味でした。
水菜とキノコとナッツでサラダって自分でも作れそうでいいですね。
本日のメイン、#北海道産毛ガニ!!!
びっしり身が詰まっていて、二人黙々と身を出す作業に没頭してましたw
我が家は昔北海道暮らしをしていたことがあり、当時は怪我にも比較的気軽に手に入る(本州と比べると、と言う意味で)環境だったので、何度か食べたことがあったのですが、こちらへ戻ってきて早20年、食べる機会なんてなかったので、本当に久しぶりにいただきました。
魚介のクリームリゾット。
鉄赤の器とのカラーコンビネーションが素晴らしい。
最後にクリーミーなお味で良ござんした。
コースには含まれてませんが、最後にスイーツいっちゃったよ〜。お腹いっぱいだったのですが・・・
こちらも自家製で10時間発酵させた#麹のムース。
甘みたっぷりの果物とさらに金粉付きの豪華なデザートです。
ほんのりした甘みで大変美味しゅうございました。
若さを超えた親子の会話はもっぱら日本各地のうまいもの。
北海道時代の父の行きつけのお寿司屋さんの話や、私が外国で食べたものや、出張中に食べたご当地メニューの話で、静かな盛り上がりを見せました。
また、小さなお店にお客さんが少ないと、大将や女将さんとの距離も近く、いろいろお話を伺えたのも良かったです。
もちろん、美食には美酒が欠かせず、甲州ワインや日本酒をいただきましたが、それなりの量だったのにもかかわらず、翌朝なんともないというのは、やはり良質のお酒を飲むのが健康のためにも大事なんだな、と。
典型的な白木の割烹屋さんって感じですが、そこは若い感覚が取り入れられていて、モダンなデザインの決して敷居の高くない、居心地の良いお店になっていました。
また、器の一つ一つが美しく、日本料理って器と食材がハーモニーをなしてこそなんだよな、と改めて思いましたね。
たまにはゆっくり落ち着いてこういうところでしっとりとした食事をするのも、心が豊かになっていいですね。
女将さんが京都のご出身でいらして、帰り際に「おおきに」と声をかけていただいたのも自分の中ではポイント高いですw
さて、夜にボリュームのある食事をしたので、日曜の今日は朝一番でホットヨガへ行ってきます。
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