【アート観賞】パナソニックの美術館でルオーを見てきた
おはようございます、貪欲なシンプリストです。
先週末、勉強会の後は新橋へ出て汐留にあるパナソニックの美術館「汐留ミュージアム」へ行ってきました。
おめあてはフランスの画家ジョルジュ・ルオーの展覧会。
先々週の日曜美術館でもルオー展が取り上げられていましたね。
ルオーは敬虔なクリスチャンとして、キリスト教的モチーフを多く残している画家です。同時に絵を描く行為そのものが、神に近づいていくような一つの「業」、あるいは瞑想のような位置付けにあったのかもしれません。
ひたすら一人アトリエにこもりキリストの顔「聖顔」を描き続けた時期もありました。
年代によって変化する画風は、ルオー自身の求道の道とも言える気がします。
ルオーは若い頃にステンドグラスの工房に勤めていた事もあるので、彼の絵には黒い縁取りなど、ステンドグラス的な要素が見て取れます。
また、見ていて思ったのは、ハイライト的に赤や青などの原色を使っているのですが、その使い方が上手いんですよね。
絵の具も何チューブ使ったの?と聞きたくなるほどキャンバスに塗りたくり、かなり立体的に盛り上がったものもあるので、一枚の絵に対するルオーの情熱というか執念が伺えます。
展示の規模も疲れる事なく、じっくり絵に集中できるサイズだったのでよかったと思います。
ちょっとした「芸術の秋」気分を味わうことができました。
ルオー展は12月9日(日)までとなっています。
毎週水曜がお休みみたいです。
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