京都のパワースポットでダメな自分を捨ててきた話(鞍馬寺編)
おはようございます、貪欲なシンプリストです。
台風の影響でしょうか、9月に入り猛暑が落ち着いて一気に秋の気配が感じられるようになりました。
今朝は涼やかな朝を迎えいい気分のはずが、前日のヘビーなパワースポット訪問で脚がゆる〜く筋肉痛です。
でも、長いこと訪れたいと思っていた場所についに足を踏み入れることができたこと、そして自分の内面の変化が感じられ、とても満足しています。
鞍馬寺
今回訪れたのは、京都の奥座敷と呼ばれる鞍馬と貴船のエリア。
以前から貴船神社へ行きたいと思っていたのですが、ネットで色々調べると鞍馬寺もセットでお参りするのがいいそうで、出町柳駅から叡山電鉄で終点の鞍馬で下車し、鞍馬寺からスタート。
小雨も降っていたのでなんとなくケーブル使って、本殿お参りしたらまた電車に乗って隣の貴船口まで戻って、貴船神社へ行こう、と安心安全(安直)な方法を考えていました。
しかし、なぜかわかりませんがいざ現地入りすると「よし、ちゃんと歩いて登ろう」という気になり、ケーブルを使わず由岐神社をお参りして、さらに本殿まで登って行きました。
(本殿までの道は比較的整備されていて歩きやすいです)
登りきったところに鞍馬寺の本殿金堂がみえてきました。
本殿前は金剛床といって、鞍馬山のパワーが集まる相当強烈なパワースポットらしいです。
修行の道
お参りもして、さあどうしようか。
なぜか奥の院まで行きたくなり、雨という悪条件とリスクが伴うこともわかっているのに、体がどんどん先へと進んで行きます。心には迷いが生じているのに・・・
奥の院への道は、本殿までの道とはまるで雰囲気が異なります。
入山って感じですね。
修行の場であったことがなんだか理解できます。
が、伊豆大島の森に入りかけた時に感じた恐怖心はさほど湧きませんでした。
立ち入っても大丈夫だというサインと受け取り、先へ進みます。
霧が濃くなっていたところもあったので正直なところ、「引き返した方がいいんじゃないか」とも思ったのですが「いや、ここで諦めるのは嫌だ」と迷いと戦ってました。
だけどふと思ったのです。
「これが修行なのかも。自分の弱さを克服したいということなのかな」
とりあえずの目標、奥の院に到着するとなぜか自信が湧いてきて「腹は決まった。最後まで歩き切るからお守りください」とメンタルチェンジが起きました。
奥の院は「魔王殿」とよばれており、650年前に金星から護法魔王尊が降り立った場所と言われています。
ここまでくると何だか自分が一皮むけた感じでした。
迷いを断ち切り、とにかく前へ進む強さを少し分けていただいた気がします。
↓こちらを読むと、なるほどと思います。
奥の院からは下り坂(階段になっていますが、雨のため滑りやすくなっているので注意が必要)で貴船神社の近くまで降りられます。
こうやってブログに書いているとあっさりしてしまうのですが、鞍馬寺詣では期せずして自分の内面と向き合い、闘い、打ち克つものとなりました。
登山に慣れている方からすれば、何を大げさなと呆れられてしまうかもしれません。
また、お天気が良ければコンディション的にも問題なく軽々と歩けたのかもしれませんね。
ただし、今回のように雨が降り、霧に囲まれると森はまた別世界。木々もねじれていたり、見たことのないような形をしていて普段私たちが生活する空間とは違う次元なんじゃないかっていう気がすごくしました。
それから人がいなかったので、一人でこういう森の中を歩くのはちょっと怖いものがありました。
(あとでネットでみると「女性の独り歩き厳禁」ってありましたね汗)
いずれにせよ、軽々しい気持ちで入って行ってはいけない場所ですし、ヒール靴やサンダルはNG。また虫などもいるので肌の露出も避けたほうがいいでしょう。
(途中で半ズボン姿の男の子たちが何かに刺されたのか、痛がってました)
無事下山し川床の料亭が連なる貴船神社付近を歩いていると「戻ってきた」感がすごく湧いてきましたね。
でも、心と向き合うためにも再訪したいパワースポットだと思いました。
続いて念願の貴船神社をお参りしたのですが、長くなってしまったのでまた今度。
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