貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

逆境にも、嫌な上司にも負けない自分になる!レジリエンスを鍛える方法

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こんにちは、貪欲なシンプリストです。

最近週に4日は運動するようになり、寒さにも負けない体作りに励んでます。

だけどここ数年思うのは、日本でも世界でもガチで生き抜こうとするならば、「心の強さ」も不可欠だということ。

 

特に去年は職場の人間関係ですごく嫌な目に遭ったり、家族の病気などで色々落ちていたので、いかなる状況にあっても動じない、且つ自分を保ち続ける方法を模索するようになりました。

 

そんな中で最近本屋でよく目にするレジリエンスというキーワードが目に留まり、本を読んでみることにしました。

 

 

レジリエンスって何よ?

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レジリエンスとは、英語で書くとresilience、つまり「復元力、回復力、弾力」というのがもともとの意味になります。

 

レジリエンス (心理学) - Wikipedia

 

そこから派生して、私たちが生きている中で出くわす困難に対して「落ち込んでも、そこから這い上がる強さを身に着ける」という意味で使われているようですね。

 

嫌な上司/部下との関係

残業しまくっても終わらない仕事

モラハラ、マタハラ、セクハラ、パワハラ

子供の教育費、介護と仕事の両立

などなど・・・

 

ストレス満タンな現代社会の中で生きていくには、「ありの~ままの~♪」的な素直さだけではやっていけません。起き上がりこぼし的な強さも不可欠ですよね。

 

そんな強さを身に着けるために「レジリエンス」の研究が今注目を浴びているようです。ワタシ自身もこれまで色々あったので、この辺りでメンタル力について知りたいと思いこちらの本を読んでみました。

 

www.nhk.or.jp

 

 じゃあ、そのレジリエンスってどうやったら身につけられるんでしょうね?

 

 

その時の「ココロ」を知ることで始まる

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例えばその日、嫌な出来事があって、家に帰ってきてもモヤモヤした思いが続いていたとします。その場合、皆さんだったらどうしますか?

 

お酒を1杯やっていい気分になって、寝てしまう

テレビや映画を見て笑って、忘れるようにする

自分へのご褒美として、欲しかったものを買う

 

色々な方法があるでしょうが、根本的な解決にはなっていないのが正直なところ。

本当の意味で精神的なタフネスを身につけたいなら、まずは自分の心、つまり感情と向き合うことが大事だと言います。

 

モヤモヤの中に、どんな感情が渦巻いているのかを掴んでいくことで、それが自分の思い込みだとか思い癖を理解し、気持ちの整理をつけられるのです。

 

例えば、上司の管理能力に疑問を持ち、怒りを覚えたとします。

もちろん管理職にある人は管理能力を意識したうえで仕事を進める必要はありますが、生身の人間である以上、完璧ということはないでしょう。

 

そこで自分がどんな感情を抱いているのかのぞいてみると、

「いい加減な仕事ぶりへの怒り

「管理職なら○○であるべきなのに、そうではないことへのいらだち

「自分の方がいい仕事ができるのに、なぜそんな奴が上司なんだという不満や嫉妬

といった思いに気づくかもしれません。

 

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さらに、クリアになった感情から更に自分と向き合っていくと、「AとはBであるべき」といった「べき論」に捉われている自分を見出すこともあるでしょう。また「実は自分が管理職として働いてみたい」というキャリアアップの願望を無意識のうちに持っていたことに気づくかもしれません。

 

心理学で言われることですが、残念ながら私たちは過去の出来事と他人を変えることはできません。変えられるのは自分や自分の考え方・行動だけです。

 

嫌なことがあったらくよくよせず忘れよう、というのも一つの手ですが、繰り返すのなら一度落ち着いた状態で内観してみることがレジリエンス取得への第一歩ということのようです。

 

 

バックレるのも一つの手段かもよ?

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ただし、上の内観法だけに頼っていればいいというのでもないと思います。

 

パワハラのような明らかに相手の尊厳を傷つけるような上司がいた場合、どんなに自分を変えたとしても、状況に変化が無ければ心身ともに壊れてしまいます。

 

今の世の中では「するべきこと」が重視されているようですが、これからは「しなくていいこと」「するべき手ないこと」をクリアにして、優先順位を絞っていく必要もあると思います。 

 

職場の人間関係がつらくて退職したくなる、という状況がよくあるでしょう。ワタシ自身も何度か経験しました。つらいですよね。でもそれを誰かに話しても

「そんな理由で辞めるの!?」

「何事も石の上に三年だよ」

と諭されることが多いかもしれません。正論だとは思いますが、もしかしたらそれが束縛にしかならないこともある気がします。

 

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ワタシ個人は、自分が内観を行い、自分の行いを変えたところで状況が改善する範囲であれば、続けていけるはずですし、そのような流れになるでしょう。

でも、自分を変えてばかりで相手も状況も変わらず、それでも「自分が悪いんだ」といたずらに自分を責め続けていては、いい仕事もできないし、不健全です。

 

助け合いの精神に欠け、働いても働いても報われない上に、人間疎外が当たり前に起きている場所にいることは本当に実りをもたらしてくれるのでしょうか?

 

それならさくっとそこから立ち去る手段を模索するのもアリなのでは?仕事=修行の考え方も悪くはないけれど、期限を決めておかないと自分がつぶれてしまう気がします。

 

1人で悩み続けないこと!

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艱難辛苦の際、人に話さず自分で解決し、自己完結するタイプと、とにかく他人に話すという2タイプに分かれる傾向があるそうですが、皆さんはどちらでしょうか?

 

どちらが良いとか、悪いではないと思いますが、レジリエンスを身につける上で必要になるのが「サポーター」の存在だと言います。自分一人で抱え込んでも先に進まないことって結構ありますよね。

 

社会人として、信頼できるメンター的な存在を最低5人は持っていることが本当の意味での強さの秘密のようです。 

 

職場や友人で話せる人がいればいいのですが、そうでなかったり、あえて近い人に話したくない場合は、外部の相談窓口や専門家のカウンセリングなどをうまく使ってみるのも手ですね。

 

NPO法人レジリエンス

 

 

酸いも甘いも人生、そこから先に進む強さを身につけよう!

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 楽しいこと、うれしいことがあれば「人生幸せ~~」といい気分でいられるけれど、実はポジティブな感情より、ネガティブなものの方が長続きするそうです。

 

だからこそ粘着質なネガティブ・エモーションをうまくコントロールするスキルが大事になってくるわけです。

 

人生なので楽あれば苦もあるさ、だからこそその両方を味わうことで人間として成長していけるんだろうな~と思ったりします。

 

レジリエンスを身に着けて、どこへ行ってもしなやかな強さを持って仕事ができる人になりたいものです。

 

 

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