貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

ジェーン・スーに学ぶ三十路ウーマンの生き方10か条

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またまた雪が降ってますね。明日は久々に自転車に乗ろうと思っているので、積もってほしくないな~。

 

今年の冬はどうやら例年に比べて寒いようですが、考えてみればいつも天気予報は「例年に比べ~」と言ってる気がします。一喜一憂しないで、ただその日の天気を受け入れ、しかるべき対策(長靴、手袋、傘など)を取って外出するしかありませんねw

 

そんなザ・冬的な今週、おもしろい本を読みました。ジェーン・スーの『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』という、色々な意味でインパクト大、人目のある中でしれっと手に取るには、ちょっとばかし勇気を振り起こさないといけなさそうな一冊です。

 

 

 

ジェーン・スーって誰だ?

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ジェーン・スーと聞くと、何やら在住歴○十年的な、日本語堪能な外国人女性を連想してしまいますが、あくまでペンネームで、著者は東京生まれ東京育ちの純日本人。しかも、江戸っ子。

 

音楽業界に長くいらしたようですが、軽妙洒脱で愉快痛快な文体でブロガーからのコラムニスト、エッセイストになったというマルチタレントの持ち主です。

 

ジェーン・スー氏(なぜかこの敬称をつけたくなる)のほかの著作のタイトルも振るってます。

 

 

 

ワタシは週に1度通っている図書館の書架で、よく彼女の本を見つけるのですが、気になってはいてもどうも手に取る勇気が持てずにいましたw

 

妙にチキンになっていた貪欲なシンプリストですが、今週は意を決して(!?)ジェーン・デビューを果たしたというわけです。

 

三十路の心得十箇条

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 この本の中で格別私をうならせたのが、この「三十路十箇条」です。

もはや三十路もほぼ終わりを迎えようとしている貪欲なシンプリストですが、「そうそう」と頷くモノから、「へ~、そうなのか~」と目からウロコなモノまで、色々勉強になりました。

 

その一、未婚ならば、早めに結婚すべし

その二、ハッと気付けば三十八歳になっているので覚悟すべし

その三、最初の五年で幹を伸ばし、次の五年で枝を剪定すべし

その四、馬鹿にしていたことを、なにか一つ始めるべし

その五、保険と貯金の見直すべし

その六、同年代の異性には細心の注意を払うべし

その七、愛されるよりも愛すべしマジで

その八、若者を責めるべからず

その九、女は自分の中の少女を大切にすべし

その十、一生付き合っていきたい友達をみつけるべし

 

 

頭をロックのように上下させてしまいたくなるほど頷いちゃったのが、その二

30代は本当にあっという間。20代のときとは時の流れ方が格段に速まります。

ついこの間島暮らししてて、その時は三十路に入ったばっかりだったのに、気づいたらほぼ終わり、みたいな?

 

でもある意味20代のときより充実してる気がする。

 

それからその五も近年特に重要性をかみしめております。自分自身の親も病に倒れて介護からの下手すりゃ介護離職なんて羽目に陥ることもあるわけだし(かくいうワタシがそうだった)、自分だって仕事のしすぎで体がダウンしてしまうことも。

 

そんな時頼りになるのはやはりマネー。

(身近な人との絆も大事ではありますが、それだけに頼るのはかえって危険だと個人的に経験上考えます)

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自分の人生を精一杯生きるためにも、リスクマネジメントはある程度しておくことが大切ですね。

 

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反対に、なるほど~と唸ってしまったのが、その一。下手するとマリハラな響きもなくはないのですが、ジェーン・スー氏が言いたいのはそういうことではないのだと思います。

 

詳しくは本を読んでいただけるといいのですが、おそらくその七その十ともリンクしていて、要は独女は歳をとって、孤立するなってことなのでは?

 

歳を取ってたった一人で日々の暮らしを送るのは、それが本当に好きならともかくとして、心身ともに不自由ではないかと。

 

体だって若いころのように動かなくなり、買い物や散歩すらままならなくなったら?一人で生きぬくことのリスクはそこにあるのです。

 

 

貪欲なシンプリストが考える老い

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読み終えた時よりも、こうして振り返りながら記事を書いている今の方が、なんだか色々考えさせられることが出てきてるのを感じてます。

 

先日、ワタシより年上の独女の先輩と話していて「年取ったら、やっぱり孤立はだめだよね~」と語りました。今は自分にとって心地いい人間関係だけに絞って、一人の時間を多くして~というのもアリなんでしょうが、いつまでもそれでいいのか?っていう疑問も生まれてきましたね。

 

誰もが孤立しない、けどそれぞれがそれぞれらしく生きられる社会はどんなモデルがふさわしいんだろう?とたまにはまじめに考えたくなります。

 

 

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