貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

英国式3等分法で、心を壊さず楽しくシンプルライフ!

f:id:soyliliani:20180202211707j:plain

おはようございます、貪欲なシンプリストです。

昨日の金曜は、定時に仕事を終えて、さくっと帰ってきました。

エレベーターが一緒になった同僚と「は~、金曜日って嬉しい~♡」とため息ついたりして。

 

そんなワタシは一駅分歩いて、全身にまとわりついた「仕事」オーラをはぎ取りました。週末の2日間を完全自分らしく、充実させるためにも凍てつく冷気の中、音楽を聴きながら歩くのは、脳内クールダウンにもってこいなのです。

 

 

f:id:soyliliani:20180202211914j:plain

 

日本ではどうも仕事が人生のメインパートとしてみなされがちな風潮がありますが、はなからそんな生き方をしたくない貪欲なシンプリストは、日々いかに仕事とプライベートの両立を図っています。

 

そこで今週読んだ本が、なかなか示唆に富んだ内容だったのでシェアしたいと思います。

 

 

 

 日本では今でも仕事重視?

f:id:soyliliani:20180202212032j:plain

働き方改革が進み、長時間労働の改善など取り組む企業も増えてきましたが、全体的に日本を見回してみると、やはり日本人の生活で「仕事」が占める割合は単なる時間の次元を超えて多いように思います。

 

残業してなんぼ、ほぼ毎晩飲んでなんぼの昭和なサラリーマン道にがちで使っていた年代の方々が、会社の上層部を占めていると、若手がどんなに新しい考え方であろうと、働き方を変えていくというのは難しいのかもしれません。

 

第一「頻繁に長く残業している」=勤勉ととらえられるという図式から抜け出してない人も多いことでしょう。本当に一人に割り当てられた業務量が多くて、残業を余儀なくさせられているケースもあると思いますが、自分のコントロールできる範囲ならワタシはなるべく残業しないように8時間で集中して進めるタイプです。

 

海外暮らしをしているとわかるのですが、すべてではないでしょうが多くの人が人生を仕事に預けていない。仕事はもちろんするけれど、終業時間にはぴたっと帰宅して、自分や家族との時間を大事にします。

 

で、さらに言うと何というか日本人と比べて仕事に対する姿勢がもうちょっと緩い。もちろんしっかり抜かりなく仕事をすることも大事だけど、息がつまるほど仕事をするのもなんだかな、と思うようになりました。

 

 日本は生きづらいのか?

f:id:soyliliani:20180202212218j:plain

はたしてそんな日本は生きやすいのか、生きづらいのか?

治安も比較的よく(昔と比べると怖くなってきましたが)、社会や宗教的な規制がさほどないので、そういう意味では自由と言えますね。

 

ただ、最近は過労やパワハラ、セクハラと言った仕事がらみの問題に限らず、高齢社会、貧困層の問題なども浮き彫りになり、決してお穏やかな状況ではないと思います。 

 

ワタシ自身が日本で生活していて感じることや、本などを読んでいると日本というのは「観念的な縛り」が強い社会のように思います。

 

例えば上で述べた「残業多い=仕事を頑張っている」とか、女性は「かわいらしさと幼さ」をどこかで要求されてるところとか・・・

 

かなり乱暴なまとめ方をしましたが、実際にはそういう「観念」のドツボに知らず知らずはまり込んでしまって、不自由な思いをしている人も多い気がします。

 

そう考えると、自分自身の頭で考えて、決めて、ある部分は切り捨てて生きていくことで、やっとそこから抜け出せるのかな。だからこそ今、ミニマリズムとかシンプルライフというのがその文脈でも意味を持つように思ったりして。

 

 

3で割るイギリス式メンタリティ

f:id:soyliliani:20180202212245j:plain

 シンプルライフとかミニマリズムが単なる形の問題ではなくて、本当に「これがワタシのスタイル!」ってところにまで持っていくには、当たり前だけど自分の心構えが重要になってくると思います。

 

それで、今回読んだこちらの本がなかなかいい答えになってる気がします。

 

著者の井形慶子さんはイギリスに造詣の深い方で、関連書籍も多数出されてます。

 

今回は「3で割る」というところに興味をひかれました。

 

f:id:soyliliani:20180203080352j:plain

自分の生活を円グラフにするとしたらどんなものになるでしょうか?

 

仕事が6割?それとも8割以上?

じゃあ、家で家族と過ごす時間は?趣味の時間は?

 

この本で紹介されるのは、イギリスではその円グラフが「仕事」「プライベート」「家族時間」という要素が絶妙なバランスで3つに分かれるよ、というお話(乱暴なまとめ方でスマン(-_-;))

 

例えばクローゼットも、仕事着少々、プライベートのお出かけ着、自宅でのリラックスウエアという形で、用途別になっている。で、言うまでもないけれどみんなプライベートを重視してるので、お出かけ着は多めだよ、と。

 

f:id:soyliliani:20180203081143j:plain

今仕事で追い詰められてる人は、もしかすると自分の生活グラフの100%が仕事で占められちゃってるのでは?と問題提起されています。

 

1人の人間として、仕事だけが全てではないのは自明のことで、もっと3つのバランスをうまく取っていけばもっと心に余裕がうまれて豊かになるのでは、というお話でした。

 

気持ちの切り替えトリガーが大事

f:id:soyliliani:20180203080044j:plain

3等分方式を自分に当てはめてみると、ある程度自分の中でも割り振りができていた気はするのですが、仕事のことを家でも考えてしまったり、というのはありますよね。

 

そんな時は冒頭の話に戻ると、仕事帰りにあえて歩いたり、カフェやバーでまったりして、気持ちを切り替える時間を持つとうまくいくのかもしれないですね。

 

切り替えスイッチ=トリガーになるものは人それぞれでしょうが、そういうものをうまく使って、シンプルだけど豊かな日々を送りたいものです。

 

 

 

[http://にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村:title]

[http://にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプリストへ
にほんブログ村:title]

[http://にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村:title]