海外で働きたいあなたが読むべき本#1『世界で働く人になる!』
このブログを読んでくださっているあなたは、今どこで働いていますか?
日本国内ですか?
それとも海外?
または日本と海外を行ったり来たりするデュアルライフ?
いずれにせよ、働くというのは大変なこと。
皆さんそれぞれの舞台でご活躍のことでしょう。
今日はその舞台が海外だったら?ということで、海外へ出ていきたい方の参考になるのではと思った本を紹介したいと思います。
- ◆日本人の強みを生かす
- ◆世界で活躍人の特徴17
- ◆言葉を超えたコミュニケーション力
- ◆ゼロから最速で英語を身につける方法
- ◆英語のスピーキングスキルの伸ばし方
- 併せて読みたいもう一冊
- 再び海の外へ!準備期間にできること
おススメの1冊~『世界で働く人になる!』
海外へ行くにはまず語学力、というのは当たり前のことですが、語学ができるだけでは到底やっていけるものではありません。
国連職員として7か国に住み、60か国以上の国籍を持つ人たちと仕事をしてこられた田島麻衣子さんの『世界で働く人になる!』には、語学力のみならず、それ以上に大事な真髄を余すところなく、プラクティカルに教えてくれるのでイチオシです。
本書の構成としては、
◆日本人の強みを生かす
→「時間に正確」「責任感」「協調性」といった日本で重要視される価値観が、世界でどう評価されているのか、というお話
◆世界で活躍人の特徴17
→話術、愛嬌、社交と一人時間のメリハリ上手、わけ隔てのないフラットさなどなど、著者が出会ってきた一流の国際人の特徴がまとまっています
◆言葉を超えたコミュニケーション力
→言語以外のコミュニケーションをnon-verbal communicationといいますが、それがどういうことなのか、ひょっとすると恥ずかしがり屋の方にはちょっとばかしハードルが高く感じられる部分もあるかもしれませんが、さくっと乗り越えちゃいましょう!
◆ゼロから最速で英語を身につける方法
→待ってました!やはり海外に出るには外国語力がマストですからね。上達したいのになかなか…という方はぜひ参考にしていただきたいところ
◆英語のスピーキングスキルの伸ばし方
→基礎的な英語力が身についたら、次に目指すべきは「使える」スキル。ぶっちゃけ語学の4技能(聞く、話す、書く、読む)全てが必要になりますが、まずはビジネスで大きく重要になるスピーキングスキルを洗練させましょう。
スピーチやプレゼン、短時間で相手に要点を伝える「エレベータースピーチ」など、具体的な方法が満載です
こうしてみるだけでも「海外に出て働きたい!」という人には魅力的な1冊だと思います。現に私も通勤の地下鉄で読んでいて、付箋紙を貼りまくってしまいました(笑)
併せて読みたいもう一冊
著者にはさらにもう1冊世に出ている本がありまして、こちらと併せて読むといいでしょう。
こちらは具体的なスキルというよりも、価値観の違う相手との接し方や、人間関係がうまくいかないときの考え方のコツなど、よりメンタル面にフォーカスされている気がします。
そんなわけで、何も海外での人間関係に限らず、日本でもどこの職場でも人間関係に困っていたら手に取ると、何かヒントがもらえるかもしれません。
再び海の外へ!準備期間にできること
実はワタシ、過去に通算3年ほど海外で働いていたことがあるのですが、昨年家庭の事情で日本に帰り、そのまま日本に定住状態?が続いています。
幸い現在の仕事はオフィスに終日座っている仕事ではなく、日本のあちこちを弾丸スケジュールで回っていくという、非常にアクティブなもので気に入っているのですが、自分の中で「また海外へ出たい」という思いがふつふつとこみ上げてきています。
もちろん今すぐ飛び立つわけではないので、きっと今は次なる場所で思い切りやっていくための充電期間なのだと思うことにしています。
準備期間の今自分にできることとして、まずは図書館から「海外で働く」をテーマにした本を貪るように読んでおります。
今回ご紹介した2冊は、その中で出合ったものなのですが、がぜんやる気が出ましたね。
そして、今の状態で再び海外という土俵に出てはいけないとも思いました。
まず磨くべきは語学力。
パブリックスピーキング、ヒアリング(基本的には問題ないが、話が込み入ったモノだったり、日常表現に弱かったりする)などもっと勉強したいです。ビジネスの場面でのランゲージスキルを教えてくれるところを探してもいいかな、と思ったりして。
そして、心構えの上でも、改めて「海外で働くこと」がどういうことなのか、自分にとってどういう意味を持つのか考え直したいです。
まだまだ現在進行形で「参考書」を読んでいるところなので、ひと段落したらより具体的なスキル獲得に向けて動き出すつもりです。