2019貪欲なシンプリストが選ぶ名湯6選
今年は暖冬なんだか寒いんだかよくわからない日が続いていますが、何気に風邪とかは流行ってるので、みなさん体を冷やさないように気をつけたいですね。
そんな寒いこの冬、やっぱり行きたくなるのが温泉ではないでしょうか??
貪欲なシンプリストが今年も出張先で出合った素晴らしい温泉を6つ選んでみたので、もしよろしければご参考までに。
①道後温泉
先月赴いた愛媛出張で、到着したら地震の影響で電車が遅れており、こうなったら割り切って松山駅から路面電車に乗って道後駅へサクッと行って、サクッと温泉に入って、サクッと鯛めし食べて、夜の電車で目的地へ向かいました。
電車を寒空の下、待ちぼうけ食うくらいなら、多少遅くなっても日本でも有数の名湯に入ってしまった方がよほど豊かな時間が過ごせるのです。そこで「仕事できてるんだから」とか硬いことは言わないお約束で!
(ちゃんと温泉までの交通費と入浴料は自腹なんだから)
夏目漱石の『坊ちゃん』でも有名な道後温泉ですが、残念ながら現在は修復中で1階の神の湯だけの営業になっています。2、3階の休憩室付きの温泉は営業していないので、ご注意を。必ず公式サイト⬇️をご確認の上いらしてくださいませ。
さて、時代を感じさせる建物といい、脱衣所といい・・・
しかしお風呂は立派な砥部焼タイルの東洋的な絵画世界が広がる立派なお風呂でした。
https://www.jalan.net/news/img/2019/03/1903_kansai_eria3_030-670x443.jpgから拝借しました。
お湯は透明ですが、かすかにとろみがあるような・・・しっかりあったまるいいお湯でした。「坊ちゃん泳ぐべからず」の立て札も拝むことができましたよw
湯上りには愛媛の宇和島名産の鯛めしをいただいたのですが、これがまた独特ないただき方で乙な感じ。
道後温泉から至近距離にあるかどやさんにていただきました。ご丁寧に食べ方を説明してくださるので、全く不安なし。
電車の時間までまだ少し時間があったので、体が冷えちゃったこともあり、もう一回お風呂に入ることに。道後温泉には本家?の温泉だけではなく、新しい別館も2軒あるので、ぜひ温泉巡りを楽しんでいただきたいものです。
②鹿児島温泉
軽く衝撃だったのが、6月に赴いた鹿児島出張でした。
新幹線から降りたらすぐ温泉
電車やバスの待ち時間に温泉で時間つぶし可能
桜島を臨む鹿児島中央駅は、そんなサクッと温泉が楽しめる駅近エリアに温泉が点在するという、温泉好きにはたまらない場所でした。
貪欲なシンプリストが泊まった宿も駅近のよくあるリーズナブルなビジネスホテルかと思いきや、駅周辺では唯一の源泉掛け流しの温泉が併設されていて、宿泊中は入り放題。
予約を入れてから数ヶ月このホテルに泊まるのを楽しみに焦がれておりました!!
実際に、女性好みのアジアンテイストで統一された館内はリラックス要素が満載で、出張の疲れも完全に癒し切ることができました。
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他にもグーグルマップで見るだけでも数多くの温泉が駅周辺にあるので、鹿児島中央へいらした方には是非行っていただきたいです。
③飲める温泉・智積の湯(ユーユーカイカン)
9月の頭に三重県の四日市に出張で行った際、夜の空き時間を利用して温泉行きたいな〜と検索して出てきた日帰り温泉施設がこちらの「ユーユーカイカン」でした。
「飲める温泉と大衆演劇」ってなんだかすごいコンセプトですよね。
昭和な感じがしなくもないですが、湯質は高評価なので行くことに。
それがなかなかの道中でした。
駅を降りると、ひたすら雨上がりの田んぼを歩いていきます。
おお、見えてきた!
虹が見える!
オズの魔法使いか!?
でもあれはOver the rainbowだった、これはUNDER the raibowだろ!とどうでもいいことを考えながら到着した大衆派の温泉は、確かに温泉としてはレベルが高く、帰りの電車の時間を気にしないで、誰かの運転で来て、まったり過ごしたい施設です。
温泉後せっかくなので大衆演劇初体験。
電車の時間の関係でほんの一瞬しか見られていませんが、ちょっとした非日常気分を味わえました。
帰りは完全な暗闇の中、カエルの大合唱にせき立てられるように駅まである行ったのが、湯質よりも思い出になってしまった・・・
でもいいお湯であったのは確かですし、設備は若干古いですが、随所でリニューアルしていたり、お掃除などの管理が徹底されていたり、と決して古びて汚い施設ではありません。また早い時間ならローカルな物産品も変えたりするので、エンターテイメント性が高いところもツボ。
④伊東温泉
伊豆にダイビングへ行く時には、伊東で前泊して温泉を堪能してから翌朝潜りに行く、というのが結構好きだったりします。今年の7月の三連休はそんな過ごし方をしてみました。
伊豆半島は温泉が多く見所もたくさんですが、伊東に関しては大正浪漫を感じさせる歴史ある温泉地ですので、ホテルだけでなく、公衆浴場や、昭和3年創業の風情ある東海館など日帰り入浴施設も充実しているので、ホテルを安いところに泊まってローコストで温泉巡りもできますよ。
⑤白田温泉
8月に再度伊豆でダイビングの予定を入れた時はあえて伊東ではなく、伊豆急沿線の片瀬白田駅近くの温泉民宿に泊まりました。
食事も込みにしたので奮発しちゃいました。年に1回くらいは豪華な温泉ステイをご褒美として自分に許しています。
お世話になったお宿はこちら⬇️
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人の多い温泉地とは違った静けさがあり、ぼーっと過ごすには最高です。
海の幸をふんだんに使った豪華ディナーも素晴らしかったです。
⑥おまけ・西条の名水(石鎚山の伏流水)
愛媛県の西条市のお水が良質さが半端ない旨を、先月こちらの記事にてお伝えしたかと思います。
温泉とは異なり、パワースポットでもある石鎚山の伏流水を用いたお湯なのですが、肌触りが良い上に、湯上りの肌がマイナス10歳くらい若返ってんじゃない?ってくらいトゥルトゥルになったので、おまけでオススメします。
西条のパワーウォーター(勝手に命名)を試されたい方は、ぜひ☝️の記事でご紹介したホテルの大浴場をお試しください。