スマートサプライを使って合理的な被災地支援をしよう
月末いっぱいで退職予定の主任が、最後の出張や有休消化で明日からほぼ不在となるため、引き継ぎの中次から次へと未知との遭遇をしている貪欲なシンプリストです。でも、今日は終業時刻と同時に退社して、キックボクササイズへ行ってきました。人生、仕事だけじゃないのです。
ところで、先日の台風15号の影響で、関東沿岸地域への被害が大きく出てしまいました。停電の影響もあり、数日経ってからその被害状況がメディアなどで報道され、言葉を失ってしまいますね。特に直後にうちの部署は被害が大きかったエリアへの訪問が予定されていて、確認の電話をかけ、いろいろ大変な状況を耳にし、胸が痛みました。
昨年も西日本エリアでの集中豪雨の被害もあり、改めて日本は自然災害との闘いを続ける国なのだと痛感しました。
現地へ赴いてボランティア活動、というのもいいと思うのですが、そう言ったボランティアを統括する地域の社会福祉協議会のサイトを見ると、ほとんどのエリアがボランティアを募集していなかったり、同じ地域に住まわれる方に限定されていたりしています。
気持ちだけで勢いづいて現地入りしてもあまり意味がないケースもあるので、ボランティアされたい方は、必ず事前にサイトを見て情報収集をしましょう。
さて、そうは言ったものの、たとえ物理的な距離があろうとも、できることはあるのです。
そう、寄付です。
今回貪欲なシンプリストは地域の社会福祉協議会のサイトを見ていて、とてもいいものを見つけてしまいました。
それがスマートサプライという、市民参加型の支援プラットフォームです。
詳しいことはこちら↓をご参照ください。
寄付をする、と言った場合大抵はヤフーだったり、赤十字だったり、または特定の団体やNGOなどの災害支援へお金を送ることをイメージされると思うのですが、こちらの場合はアマゾンのウィッシュリストを活用して、各自治体が被災地支援活動で必要な物品を公開する事で、寄付する側が代わりに購入するという仕組みになります。
そのことにより、当事者側のニーズに合わせた支援をこちらもできるので、寄付する側の思い込みや独りよがりで、現地では無用の長物になってしまった(善意がベースなので扱いが本当に難しい)なんていうケースは避けられるという。
上の表現はちょっとえげつないかもしれませんが、私も被災地のボランティアを経験した時に、全国から寄せられた寄付の品々の整理をしたことがあるため、つくづく実感したのです。
サポートするなら、相手のニーズに合わせた内容であるべきだ。
そういう意味でスマートサプライはとても合理的なシステムだなと思います。
団体などに寄付するのも大変結構ですが、さらにもう一本具体性を持った寄付をしたい、という方にはとてもオススメです。
ちなみに私は試しにスマートサプライでスコップを5つ購入してみました。
千葉県沿岸部の各自治体が必要としている物品のリンクが貼られているので、皆さんのご予算に合わせて購入(寄付)できるのがとてもいいですね。
ほかに、節税という方法ではNGOへの寄付やふるさと納税の枠組みでの寄付などを使うのも手だと思います。
1日も早く電気やネットなどのライフラインが回復し、お住いの方々の生活が安定されることを祈ります。
他にもできそうなことがあればシェアできたらと思います。
昨年の西日本の災害の際にシェアした記事です。
ご参考までに。