京都の老舗カフェ進々堂☆12年ぶりに再訪して思うことなど
こんばんは、貪欲なシンプリストです。
台風直撃直後に再び関西地方へ出張。
そして今日は先週末に引き続き、仕事で京都入りしました。
今回の台風の大きさを痛感させる生々しい爪痕をたくさん目にしたり、さらに追い打ちをかけるように第2の故郷である北海道を大地震が襲い、完全停電状態というニュースも入ってきて、色々思うことはあるのですが今は少し自分の頭を整理し、やるべきことをやろうと思います。
そんなわけで今日も自分について綴らせていただけたらと思っています。
仕事の後の自分の時間@京都
わずかながら行きたいところへ行けるひと時です。
今回は京都大学の前にある老舗のカフェへ足を運びました。
ここまで書けばピンとくる方も多いと思いますが、そう、ベーカリーで有名な進々堂です。
最近は町中にもベーカリーカフェとしてすっかりメジャーになってますが、内装はちゃっちい感じなので(すみません)正直入りたいとは思わない。
なぜかというと、12年ほど前に京大がある百万遍の本店に行ったことがあるからです。
年季の入った大きなテーブルと窓から差し込む光の美しさがとても印象的で、祇園祭が始まりかけた夏の古都を歩き疲れた私をいやしてくれたカフェでした。
12年前のワタシ
当時はまだ20代だったワタシは、高校の修学旅行以来、自分のお金で京都再訪を果たし、大人になるって好きなことができていいなあ、とちょっとした達成感を抱いていたのでした。
道端には古都にふさわしい香りを漂わせる梔子の花が咲いていたことを覚えています。
それ以来、ワタシの中で梔子は京都の花なのですが、そのときたまたま入ったお店で梔子の絵のレターセットを見つけ、即購入してしまったのです。
そしてこの進々堂で梔子のレターセットに手紙をしたためたのでした。今となってはだれに書いた手紙なのかすら忘れてしまいましたが・・・
あの頃のワタシはまだ定職についておらず、学生時代から始めていた塾講師のアルバイトをほぼフルタイム(とはいえ仕事の時間は夕方から夜の時間だけ)でやっていたという。
実はそれも目指す仕事のための資格取得の準備段階だったわけなのですが、まだまだ若く、欲しいものもやりたいこともいっぱいで、低収入のくせに衝動買いを繰り返していた「青い時代」でした。
そんなワタシでしたが、何となくこのどこか古いヨーロッパの雰囲気と京都の香りが混じった進々堂で「いつかまた来るだろうな」と思ったのを覚えています。
アラフォー、進々堂へ帰る
そして、12年の歳月を経て、すっかり中年ともいうべき年齢に達し、貪欲なシンプリストとなったワタシは、この地を再び訪れることに決めました。
きっかけは先日何気なく読んだ雑誌の記事に、進々堂のテーブルのことが取り上げられていたことです。なんでも日本で有名な作家による作品で、あえて小さなテーブルをたくさん置くのではなく、学生食堂のように大きなテーブルと長椅子で場を共有する、というコンセプトのもと、非常に上質な木材を使って作られたといいます。
記事を読んだらいてもたってもいられず、仕事の後の隙間時間を使って足を運んでしまいました。
あの頃描いた未来予想図は・・・?
午後遅い時間、アラフォーは年相応に、ちょっと疲れが出てくる時間ですw
一番座りたかった窓際の席はカップルが座っており、他にも空いているところがあるのに相席擦るのも難だったので、奥のほうへ。
12年前に訪れた時と全く変わらない雰囲気。
本当に12年たったのでしょうか?
でも、ワタシはもう20代半ばではなく、もうすぐ不惑を迎えるワタシ。
あの頃、ワタシはどんな未来予想図を描いていたんだっけ?
・なりたい職業に就いている
・世界に出て仕事をしている
・海外のいろいろな国を旅行している
・もしかしたら、だれかパートナーを見つけてる
最後の以外は、まあそれなりに実現できたかな。
今は日本で仕事をしているけれど、また近い将来海外へ出ていくつもりでもあるし。
最後のについては私の場合「どうしても!」ではなかったので(今でもそう思ってるけど)、そういう半端で必然的でない思いは実現にはつながらないようにできているっぽい、ってことがわかった。
それに、自分の性分を考えると、「だれかと」っていうライフスタイルは無理だしな。
これからの自分
そして改めて、アラフォーのワタシの未来予想図についてもちょっと考えてみました。
・再び海外へ行き、できれば国際協力のフィールドで仕事をする
・バケーションは街歩きもいいけど、自然が楽しめるところに定宿をもって、プチ別荘スタイルをもつ
・京都で暮らしてみたい
・今以上にシンプルなライフスタイルを送る
・文章を綴るライフワークを進める
ま、こんな感じかな。
こうしてみてみると、昔の自分と今の自分ってベースは変わってないな、って思います。やっぱり私は海外で暮らして仕事がしたい人間で(これから変わるかもしれませんが)、人と一緒になってどうこうではなく、一人で自由気ままに生きていきたいんですね。
それもまた、人生!
C'est la vie !!!
Viva la vida!!
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