大事なのは質問力!2回目のファシリテーション講座で学んだこと
こんばんは、貪欲なシンプリストです。
日曜日の今日も朝からセミナーへ行ってまいりました。
2週間前と同様、今回もファシリテーションについてお勉強。
前回のはファシリテーション協会が行う、理論体系や方法論が織り込まれた正統派?な内容であったのに対して、
今回のファシリテーション講座は開発途上国の現場にいるNPO団体が、現地の方々と問題解決のために活動していく中で独自に築き上げたファシリテート手法、と特殊なもの。
途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法
- 作者: 和田信明,中田豊一
- 出版社/メーカー: みずのわ出版
- 発売日: 2010/11
- メディア: 単行本
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国際協力の世界に移っていきたいわたし的にはものすごく興味があったセミナーでした。
NPOの現場で生み出されたファシリスキルに丸一日どっぷり浸かってみた結果、わかったことは
こちらが質問力を持つことで、相手からぐんぐん話を引き出し、
相手自身が自分で気づきを得られるように持っていくのがファシリテーション!
ってことですね。
その質問力を持つには、以下の2つの疑問詞を使ってはいけないといいます。
どうして?
どう?
なぜならその質問はあまりに漠然とした聞き方であり、答える方も答え方に悩んでしう事もある上に、「事実」が返ってくるとは限らないからです。
ファシリにおいては、相手に考えさせるのではなく、過去に起こった事実のような「思い出す」だけで簡単に答えられる質問を進めていくことが不可欠なのです。
その質問を繰り返すことで、お互いに思ってもみない事実が浮かび上がり、そこから質問されている人が問題解決のヒントになるような気づきを得ていくのが理想的なのだとか。
聞いたことは忘れる
見たことは覚える
やったことは理解する
ー孔子
でも、今回のファシリテーション講座が目指すのはさらに上の
自分で発見したことは使い、広めていく
というレベル。
どんなに高い税金や寄付金をつぎ込んで援助しても、現地の人が使い続け、広まっていくことで、問題が解決されていかなければ意味はないのです。
自分で気づいた方法こそが、解決のキーとなる。
もちろんその気づきに至るまでの質問は決して簡単ではありません。
私たちは質問しながらも、ついつい自分が相手に言わせたい方向に持っていくような誘導尋問に傾いてしまったり、相手の答えを聞きながら浮かんだアイデアを相手に提案したくなったりするのです。
このファシリでは、それらは禁じ手となります。
う〜ん、やっぱりこの部分が難しいですね。
どうしても提案して、相手をその気にさせる方法論を取ってしまいそう。
(でも結局「その気にさせてる」と思ってるのは自分だけなんでしょうね汗)
新たなことが学べた喜びと同時に、難しいな〜という思いを持ち帰ってきた次第です。
今月は来週(また日曜)にロジカルシンキングのセミナーがあります。
Udemyでの動画講座も毎日何かしら聴講しているので、本当に勉強の夏になりました。
少しは自分をアップデートできたのかな?
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