貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

三十路を迎えたワタシに訪れた転機

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こんにちは、貪欲なシンプリストです。

つい先ほど、伊豆大島から帰ってまいりました。

東京からジェット船でたったの1時間45分程度の距離だというのに、なんとまあ、爆発船ばかりに自然の生命力が強くてすごかった。

 

目的はダイビングだったのですが、空き時間も持つようにしていたので結構いい感じに緩むことができました。

 

そんな緩み時間にお題の「転機」について思い巡らしてみたので、ちょっと記録がてら書き綴ってみようと思います。

 

 

 

 

三十路を迎えたばかりのあの2年間

転機というと、何かこう「あの時のアレ」とかそういうピンポイント的な出来事を連想するものですが、実をいうと私にとって転機は30歳を過ぎる頃からじわじわと線的な時間の流れの中で発生した出来事が自分を揺さぶり、そして変化を促していったというのが正しいように思います。

 

まず、2011年3月11日に起きた関東大震災から始まったといっても良い気がします。

 

震災を受けて人生観等々を考えさせられ、生活を変えられたという方々も多いと思うのですが、私自身も仕事先で地震を体験し、完全麻痺した都内の交通を背に、ひたすら歩いて家路へ向かったのでした。

 

もちろん、そのこと自体はどうでもいいことで、問題はそのあとのこと。詳細は書くまでもないでしょう。ただあの時から、自分の生活を改めることという個人的なレベルから、社会に向って自分の目が開かれていないといけない、という範囲にまで意識改革をさせられた気がします。

 

そのことが自分のキャリアとどう関係があるんだ?と突っ込まれてしまいそうですが、実はその後に私はあるプログラムで2年ほど島国(開発途上国)で仕事をすることになっていたので、「社会とどう向き合って、どうアクションをしていくのか」ということについて、なおのこと意識を高めて日本を発ったのでした。

 

島での2年間

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毎日綺麗な海が見られて、しかも海の中で泳げる。スローな島時間の中で、働き方はもちろん、生き方についてももう一度考え直してみたい、なんていう甘ったるい(!?)考えを抱いて、いざ島に入ったワタシを待っていたのは、島暮らしのリアルなありさまでした。

 

水不足、塩害、分刻みで変わる天気、低いインフラレベル、ハードワーク、強引な某国の同僚のやり方についていけなかったり、と慢性的なストレスを抱えて2年間をなんとか乗り切った感があるのですがw、そういうったことも含めて、あの2年間が今の自分の土台になっているのは確かです。

 

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当時のワタシの座右の銘は「好きでなくても、仕事はできる。自分が納得のいく仕事をしろ!」でした。とにかく、目の前にいる人たちにとって何が良いのだろうか、何をするべきかを考えて、実行に移していく日々。

 

同時に帰国後のことをかなり真剣に考える日々でした。

開発途上国で、しかも物資に乏しい島国での生活だったので、自ずとシンプルライフになるし、物を大切にするようになるわけで、また、無い物は自分で作ったり、手持ちのもので工夫する創造力も身につきましたね。以前もブログで書きましたが、この島暮らしが貪欲なシンプリスト誕生のきっかけになるわけです。

 

さらに、そんなライフスタイルの次元にとどまらず、開発途上国のリアルに触れているとキャリアの面でも色々刺激を受けてしまったりして。

 

それまでのワタシは20代前半で取得した資格を生かした専門職に就いていたのですが、そこそこ年数も重ねて脂も乗ってきたころではあり、仕事も面白かったことは事実でも、なんだか物足りなくなった感が湧き上がってきたのです。

 

国際協力の道に進みたいな、と思うようになったのはこの頃ですね。

 

 

「転機」の後は?

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そんないろんなことを経験し、考えた2年間の任期を終えて帰国したワタシは、貪欲なシンプリストへと変貌を遂げつつあり、さらにまたすぐに海外へ出て見聞を広めたくてそちらの方面で就職活動を進めたりしていました。また日本でも希望する分野でアルバイト先を見つけ、と順調にみえた人生の転換期でしたが、運命はそんな単純なものではありませんでした。

 

詳しいことはこの辺りの投稿を読んでいただければありがたいのですが、母の末期ガンが発覚し、他界までの2年間は介護離職を2回経験しました。

 

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転機を迎えても転職はそう簡単にうまくいかなかったのですが、おそらくその「うまくいかなかった時期」というのもワタシの転機の一部なのではと最近思ったりします。

 

そして今、さらにこれから

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今現在のワタシは全く方向性が異なるわけではないですが、国際協力という道からはちょっとそれた業界で仕事をしています。それでも専門職でやってきたことから比べると、会社印としての仕事はそれはそれで学ぶことも多く、自分の仕事の幅を広げられるのはありがたい機会だと思って日々取り組んでます。

 

ただし、転機の時に見出した新たな道は諦めたわけではありません。その通りにならなくても、いまだ方向転換中ということですね。特に今年はそのために色々勉強したり、自分と向き合って頭の整理をしたりする「作戦イヤー」にしたいと思います。

 

 

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