貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

貪欲なシンプリストがベトナム暮らしで学んだコト

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こんにちは、貪欲なシンプリストです。

 

前々から書こうと思っていたことがありました。

海外暮らしで学んだことシリーズで、以前は南の島暮らしの話をアップしたかと思うのですが、島の後、2回目の海外暮らしがベトナムの、いま大人気の街ダナンでした。

  

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ダナンで暮らしたのは10ヶ月と短めだったのですが、積極的にあらゆるところへ出かけ、貪欲なシンプリストの名にふさわしいほど満喫できたという、いい思い出しかない場所になっています。

 

今朝、この記事を書くのに、ダナン時代に撮った写真を見ていて、改めてダナンはいい街だったな、と思いました。

 

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そんなベトナム暮らしで、貪欲なシンプリストが学んだ教訓をシェアしたいと思います。

 

  

朝から人生楽しみます

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ダナンの朝は早いです。

特に私が住んでいたのは市場が近く、花屋さんが多かったので、朝の6時ごろにはすでに一仕事終えてる感じでした。

 

私自身もなるべく頻繁に早朝ウォーキングをするようにしていまして、だいたい5時半過ぎに家を出てましたが、近隣はかなり賑わっていました。

 

ダナンを走るハン川沿いが私のウォーキングコースで、すごく気に入っていました。

何がいいかって、静かじゃないところ。

 

東南アジアあるあるですが、すでに女性の団体が陣取っていて、音楽大音量流してエアロビやダンスをしているという、朝活女子(ミドル世代が多かった)で溢れかえるという、日本の早朝とは全く異なる風景が繰り広げられているのです。

 

真夏は40度近くまで気温が上がる暑い場所なので、朝の涼しいうちに運動するのがいいのでしょうね。普段の移動もどんなに至近距離でもバイクを使い人たちですから。

 

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 私も早朝と日が暮れてから涼しい風が吹く頃によくウォーキングしてました。ちょっと涼しい雨季にはあえて、レインスーツを着て発汗を促す努力も(注目浴びる上に、犬に吠えられた)。

 

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週末は海辺まで足を伸ばしたり。もちろんダナンっ子たちで溢れかえってるのがまた一興。

 

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ウォーキング帰りに朝市によって新鮮な豆乳や野菜、果物を買うのが習慣になってました。我ながらシンプルで健康的な生活送ってたなあ、と思います。

 

カフェ使い、うますぎるっしょ

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ベトナムはフランスの植民地だった時代が長く、所々アジアの中にヨーロッパ的な要素が感じられます。中でもコーヒーは日本以上に生活に根付いていて、道端に小さな椅子とテーブルを並べただけの簡易カフェも多く、いい大人が憩いのひと時を過ごしていることも。

 

また、最近ではオシャレなカフェが量産されており、しかも日本でお茶するよりはるかに安いので、私も今以上にカフェにはお世話になっていました。

 

ベトナムの面白いところは、どう見ても勤務中だろう、という時間にも拘らずカフェで呑気におしゃべりしている人が多いことです。

 

また、1回だけ知り合いのカフェの人気の少ない2階席(バルコニーが気持ちいいの)で勉強していたら、中年のおじさんと若い女性との不倫密会!?の現場を目撃してしまったことも。

 

 

気さくすぎるね、あなたたち

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ダナンっ子は気兼ねなく見知らぬ人にも話しかけてきます。

例えば、スーパーで、私がカゴに入れていたものを見て「どこにあったの、それ?」とか。

 

信号があまりないので、バイクが襲いかかるように走ってくる中、自己責任で道を渡らなければならないのですが、そんなとき、見知らぬおばあさんが私の腕にすがりついてきたりw

 

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ウォーキングしていたら、これまた見知らぬバイク乗りのお兄ちゃんが声かけてきて、ダナン名物のドラゴンブリッジをバックに自分の写真を撮ってくれ、とお願いされたり。

(しかもそれがぶれていて不服だったのか、しばらくして引き返してきた私を捕まえて、撮り直しを要求してきた)

 

 あとは、スキンシップが日本よりも多いですね。

街中とか、男性同士でも肩くんだり、手を繋いで歩いていたりする(恋愛関係というわけではないそうです)。私もよく街中で知らない人に触れられることがよくありました。

 

忙しくても昼寝は欠かさない

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ハノイホーチミンなどの大都市ではわかりませんが、ダナンでは昼休みが2時間近くあり、ほぼみんなが自宅に戻って食事を取りに帰ってました。また、食後はお昼寝を欠かしません。

 

街中でも車中やバイクの上で器用なポーズをとって午睡を楽しむ方々をよくお見かけしました。暑い国なんで、体調管理法の一つなのでしょう。どんなに忙しくても自分をいたわるところが個人的には好きでした。

 

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貪欲なシンプリストも真似しない手はないということで、市場でゴザとまくらを買い求めて、職場でお昼寝をして午後の仕事のための英気を養っておりました。(まあ、暑い夏の時期だけで十分なんですけどね)

 

サクッと家帰るしね

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職種にもよりますが、基本残業はしない人たちです。ダナンでは7時半始業、4時半終業が一般的(その代わり月曜から土曜まで仕事というのがほとんど)なので、4時過ぎになると帰宅ラッシュが始まります。

 

まだ明るいうちから家に帰れるのっていいですよね。しかも日本と違って通勤に、どんなに長くかかっても1時間程度ですから。

 

残りの時間は何してるのかというと、家族と過ごしたり、夕涼みに川沿いを散歩したり、または副業をしたり。ベトナム人の人生に対するバイタリティにはいつも驚かされたものです。

 

柔軟な発想で工夫しよう

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海外、特に開発途上国で生活していると、日本では当たり前のように手に入るものが無かったり、当たり前のように享受しているサービス、インフラ(水とかね)が容易にしアクセスできるものではないことを知らされることがよくあります。

 

それを知るだけでも自分にとって大きな学びではありますが、実際そのような状況になったらどうすればいいのか?なんでも揃っている先進国からやって来る人は、実はそんな場面で、己の青さを突きつけられてしまうものなのです。

 

しかし、私が海外では「お〜、なるほど!」と膝を打ちたくなるような、柔軟な思考による発想が見られて、これまた大いに勉強になりました。

 

例えば、このドアストッパー、よく見ると・・・

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そう、ゴミ捨ての時によく使う大きいトングです。

確かに、ドア、ストップするよね。

 

こういう発想、すきです。

 

ハプニングは笑い飛ばせ

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上述の通り、海外暮らしでは日本にいるとあり得ないことが頻発します。しかも日常のふとした瞬間にw

 

ワタシがベトナム生活を始めて数日しか経っていなかったある日、スーパーでパッケージの絵柄で判断して購入した鍋敷きを使ったときのこと。

 

同じくスーパーで買った鍋でご飯を炊き、熱いお鍋をその鍋敷きの上に置いてしばらくしたら、な、なんと、お鍋が持ち上がらない!!!???

 

力づくで持ち上げたら、メリメリという音がして、結果こうなりました。

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鍋敷き、溶けてる・・・

 

化繊って、加熱するとプラスチックになるんですね・・・ってそういう話じゃない。

なんで!鍋敷きだよね!!!???

 

後日、ベトナムのおみやげ屋さんにて、バッチャン焼きの陶器の鍋敷きを買ったのはいうまでもありません。

 

 こんな風に、日々いろんなことが起こるわけですが、そういうことにストレスを感じていたら海外暮らしはできません。むしろ笑い飛ばすくらいの勢いが不可欠。

 

ワタシが得たもの、それは図太さ

ワタシはベトナムの前に物資的にもインフラ的にももっと不自由なところで2年暮らした経験があり、そういったハプニングへの耐性と手元にあるもので工夫してしのぐ知恵をちょっとばかし身につけられた気がします。

 

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予測不可能なことは外国にいようと、日本にいようと起こりうることです。もしかしたら通算3年の島国&ベトナム暮らしを経験したことで、メンタル的な図太さは得られたのかな、と思います。

 

 

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