貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

貪欲なシンプリストがフランス人の先生から教わったこと

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こんばんは、貪欲なシンプリストです。

 

週末は暑いけどいいお天気でしたね。

 

でも来週は再びお天気が崩れるようで、出張で訪れる関西地方も思い切り雨。せっかく海辺のホテルを取ったのに・・・

 

まあ、それでも会社に閉じこもっているよりかは、はるかに性に合っているので今週も楽しんで、いい仕事をしたいと思います。

 

さっきホットヨガで汗かいてきたおかげで、すっかりネガティブな想念が晴れ渡った感じです。

 

最近は内面的なことを扱う記事が多かった気がしますが、今回はもう一発、貪欲なシンプリストのワタシが若い頃に影響を受けた人とのことを書きたいと思います。

 

 

人生の師匠はフランス人!?

世間では数年前からパリジェンヌに学ぶ〇〇系の本がベストセラーになっていますね。アメリカ人の女の子がパリの中でも富裕層のオタクにホームステイをして、価値観の面で目から鱗の経験をしたことが、その後の彼女のライフスタイルに影響を与えている、ということでした。

 

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~

 

 

 

フランス人は10着しか服を持たない2 (だいわ文庫)

フランス人は10着しか服を持たない2 (だいわ文庫)

 

 

 

フランス人は10着しか服を持たない ファイナル・レッスン 「凜とした魅力」がすべてを変える

フランス人は10着しか服を持たない ファイナル・レッスン 「凜とした魅力」がすべてを変える

 

 

その話の流れで、そういえば自分自身も若かりし、大学生の頃に出会ったあるフランス人のマダムから、いろいろな事を教わって今の自分があるな、ということを思い出したのでした。

 

マダムとの出会い

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そのフランス人マダムとは、大学時代のフランス語の先生でした。第2外国語でフランス語を選んだワタシは、マダムを顧問とするフランス語サークルにも入部。体験見学した際、正直聞き取れないレベルだったのにも関わらず、表情ゆたかに学生に語りかけてくれる先生の姿が印象的で、もっとこの人の話を聞きたい、理解して話せるようになりたい、と思ったのがきっかけでした。

 

マダムは日本人のご主人と日本在住歴も長く、日本語も堪能で、そのおかげでビギナーのワタシは心置きなくフランス語世界を戯れることができたわけなのですが、単なる語学の先生以上に、下手すると「この人がお母さんだったら良かったのに」と正直思ってしまうほど、当時のワタシに大きな影響を与えた女性でもあります。

 

インテリアへのこだわり

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フランス語サークルの時間に、インテリアの話題が出てきたことがありました。

 

「キッチンを整えるとか、自分の好きなようにデコラシオン(デコレーション)するって、お金の問題じゃないね」

 

 

インテリアを整える、自分らしい部屋への飽くなき探究心が現れた一言だと思います。

 

事実マダムのインテリアにおける自己表現への情熱は素晴らしく、ご自宅に伺った際も、マダムのコレクションが飾られたお部屋や、別荘にご一緒させていただいた折にも、休むことなくひっきりなしにを、ああでもないこうでもないと配置換えをしていらっしゃいました。

 

「このキッチンテーブルのところはフォンテジー(ファンタジー)がないから、このクロスを持ってきたの」と、自宅から持参したメキシコ刺繍の入ったテーブルクロスを飾っていたことも覚えています。

 

当時20歳になるかならないかのワタシは、自分らしい部屋づくりをするマダムに感化され、全く愛着が持てないでいた自室の改造に身を乗り出したのでした。

 

まずはどんな部屋にしたいのか、テイストを決めるところから始め、棚を探しまくって、バイト代で通販で購入したり、アジア雑貨のお店でセール品の中から、インドジャガードの布を見つけたり、一つずつ自分の理想の世界に近づいていく楽しさを知ったのでした。

 

今はもうその部屋には住んでいませんし、当時の好みとはまた変わってしまいましたが、インテリアにはそれなりにこだわっていて、引越し先でも、海外で暮らした場所でもマダムから教わったスピリットを生かしてお部屋作りを楽しんでいました。

 

自分らしく人生を送る奥義

マダムから教わったことは何だったのだろう、とこの記事を書くにあたって改めて考えていたのですが、それはきっとただインテリア術の話ではないように思いました。

 

実は他にもアロマテラピーだったり、本を読んでそれについて語り合うことの楽しさもマダムと過ごした時間の中で知ったことです。

 

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そういったことも含めて考えてみると、マダムからは人生における大きなことを教わったような気がするのです。

 

どういうことかというと、人生を楽しむためには、老若男女を問わず、自分らしさを大事にして、工夫を凝らして日々を送っていくことが大事なのだってことです。

 

お金も多少必要だけど、工夫すれば膨大なお金をつぎ込まなくったって、自己表現はできる。それにはまず自分自身を知らないといけない。そして、自分らしい生活こそが、自分を輝かせるのだと。

 

自分の根っこ

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あの頃マダムから教わったことは、いまでも自分の根っこにあって、世間の流行り廃れに惑わされることなく、自分自身の自己表現をしてきたな、と思える自分がいます。

 

もちろんその時その時で、趣味嗜好は変わるものですが、それでもベースは変わらない。それこそが真のシンプルライフにつながっていくんじゃないかとワタシは思います。

 

人生の早い段階で、そういった大事なこと教えてくれる大人に出会えたことに、心から感謝しています。

 

  

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