シンプリストでも欲張りだけど、何か？ワタシが「貪欲なシンプリスト」を名乗るワケ
急激に冷え込んだ1週間でしたね。
真夏のような日差しかと思ったら、一夜明けたら20度以下の気温。
これは体調を崩してしまいます。
休むべき時に休んで、体調管理を心掛けたいものです。
ところで、今回はこのブログのタイトルSIMPLE x GREEDYのご説明をしようかなと思います。
シンプルであることと、貪欲さという相反する要素が両立するわけないだろう、というのがまことしやかな見方になろうかと思います。
しかし！
実際にシンプリストになっても別にもともとの欲張りな自分は消えていないというのが正直なところ。
ただ無職になって、母を亡くし、断捨離をしたことで、その「貪欲さ」の内容が変わったのは事実ですね。
シンプリストの貪欲さがいかなるものであるかということと、このブログに込めた思いをここで一挙公開？します。
【目次】
１．シンプル化→経済的余裕＆本質的な欲求と向き合う
シンプリストになったことで、ちょっとした買い物がぐんと減りました。以前のワタシなら仕事帰りに駅ビル寄って「ちょっといいな」と思うものが、大した値段でなければすぐに財布のひもを緩めていたものです。
だけど、無職という経済的にもミニマルに生きることが強要される経験を経たことで、買い物に対しても非常に計画的になりました。洋服1枚、靴一足買うのにも、慎重になりましたからね。
そうなるとどうなるかと言うと、
・無駄遣いがなくなる→お金が残る
・自分が本当に必要な/欲するモノゴトに目を向けられる
という効果が出てきます。
そして、本当に求めるものに着手→お金を費やすという行動パターンが生まれてくるわけです。
例えばこの1年間で、本当の願いを叶えた例としてこんなのがあります。
・長年やりたかったことを実現
キャンドル作り
正しいシュノーケルを習う
ダイビングライセンス（今年の年末取りに行く予定）
・子供のころからの夢を実現
文章を書いてお金をもらう（webのトラベルライターとして執筆を開始）
2015~2016の間にベトナムに滞在していたのですが、その間時間が取れず見に行けなかったフォンニャー洞窟という世界遺産を見るべく、里帰りと称して再びベトナムに再上陸。
無職だったのに、あの手この手を使って格安でベトナム旅行を実現させました。ベトナムで仲が良かった人に再会もできたので本当に楽しい旅でした。
２．シンプル化→人生に必要なコトと向き合う
ちょうど一年前のワタシは、職を失い家にこもりながらも母の介護を父と協力し合いながら進めていました。
週に3回ぐらいはアルバイトをして食いつなごうと思っていたのですが、なかなか介護をする身に社会は冷たく（それだけが理由じゃないのかもしれないけれど）、何度も履歴書を書いては面接に行って、不採用通知を受け取る日々。
そんな無職、金なし、介護中という環境に身を置くと、否応なしに自分の将来を考えざるを得なくなります。
この経験で今まで苦手だった経済面について勇気を出して向き合うことにしました。
今は介護をする身でも、いつかは自分が介護を受ける時が来るわけです。病気になった時、自分で自分ことができなくなったとき、やはり持つべきものはお金と人間関係。
人間関係は必ずしも家族である必要はありませんが、一人が好きだからと言って孤立することはかなりリスクが高いと思いますし、医療・介護のサービスを受けるにしてもその分野の知識が無いと損をすることも。
シンプリストになって勉強したのがこんなことでした。参考にした本もリンクしますね。
・お金の使い方、貯め方
・確定拠出年金、投資
・がん予防
胃がんのリスクファクターピロリ菌の検査もオプションで検診の際に追加しました
・アーユルヴェーダ的健康法
３．シンプル化→訪れた内面的変化
シンプルなライフスタイルを心掛けることで、より物心ともに自分の本質に近づいていくような心持がしていったのですが、内面的な変化も大きかったですね。
・モノが減り、新しきコトがやってきた
恐らく昨年の人生の冬(笑)は、自分自身のリセット期間だったのだと思います。ゼロ地帯に戻ることで、あらゆるデトックスをし、新しい物事を招き入れるスペースを作ったのです。
その結果訪れたのが、新しい仕事でした。
前々から興味があった事業を行うところでご縁をいただき、春からお世話になることになり今に至ります。
仕事も四六時中オフィスに缶詰めになるのではなく、日本の全国津々浦々を回る業務内容で、非常に性に合っている気がします。
外へ出ていくこと、人に会ってコミュニケーションを取ること、現場を見に行けること、これらすべてが自分の望む仕事であることが改めて分かったのです。
・新しい意味での「貪欲さ」
好奇心は旺盛なので、以前から欲張りですが、実はシンプリストになってもその強欲さは消えません(笑)
でも、先述の通りその意味合いが変わったのは事実です。
今の自分が大事にする「欲」とは、自分の人生に必要な知識だったり、心から願うコト、長く使えるモノに向けられるようになりました。
店先で見つけた素敵な洋服や雑貨、時間つぶしや安さを理由にしたショッピングとか、
週末は友達と会うのが充実した生活なんだという思い込みとか、
そういうのはもはや自分にとって本質的ではないので、ゼロとは言わないまでも9割は減らしてしまいました。
だから買い物にも、人との約束も生活の中で時間とお金のバランスを考えながら組み込むようにしています。
つまり、やりたいことや好きなことはそれなりに多いし、好奇心旺盛な自分を捨てるつもりは毛頭なく、生きてる間は人生楽しむのがモットーです。そういう意味で貪欲さは保ち続けたい。でも不要なものは切り捨てる、というのが新たなワタシのスタンス。
４．ブログタイトルに込めた思い
そんな新しい自分になってブログを書き始めたわけですが、タイトルをSIMPLEと「欲張り」という意味の形容詞のGREEDYを掛け合わせたのも、そういう理由なのです。
欲張りなシンプリストとはワタシの定義で言うと、
シンプリストだから無印のインテリアでなければいけないとか、そういう外面的な話ではなく、優先順位を明確にしメリハリある生き方をする人を指します。
そしてワタシはそういうライフスタイルを貫いていきたい。
シンプリストと貪欲さという一見矛盾するけど、それが一番自分を表している
キーワードのような気がします。
そんなわけでこれからも「貪欲なシンプリスト」のブログをお楽しみいただけたら幸いです！
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