人気展覧会でも、人ごみを気にせずアートを楽しむには?
昨日は誕生日だったけど出張中のホテルの部屋からブログ更新をしているしております。
そうか、昨日は誕生日だったんだな~
また一つ歳を取るんですね。
なんかここまでくると、もう、どうでもいい、年齢とか(爆)
という境地になっております。
さて、今回は趣味のアート鑑賞のお話です。
ワタシは過去に博物館学芸員の資格を取ったほど、美術館通いが好きです。
学生時代から20代終盤までは、本当に国内外の美術館へ足しげく通ったものです。
しかし、海外暮らしが続いた上に、滞在先はあまりミュージアムに恵まれていなかったため、すっかりアート鑑賞の趣味はご無沙汰になってしまいました。
帰国後も日本は企画展メインで、入場料は高いし、人も多いしで、ますます足が遠のいてしまったのでした。
それでも今年の春から日本で就職したことを機に、時々時間を見つけて展覧会へ行くようになりました。
そんな私が見つけた「ストレスなくアート鑑賞する」コツを今回はシェアしたいと思います。
①チケットは前もって入手しておく
あらかじめ行きたい展覧会に目星をつけたら、当日料金より安めの前売り券を買う、というのがオーソドックスな手ですが、そこは忙しい社会人。チケットを買ったものの、展示期間中に行く時間が見つけられなかった、なんてこともあるでしょう。
そうなるといくら安くてもチケット代、無駄ですよね。
そんな残念なシチュエーションを避け、当日券売り場の行列に並ばずにスムーズに入場するには以下の2つの方法が考えられます。
・金券ショップで安めの「招待券」を探す
大●屋のような金券ショップには展覧会チケットが豊富にそろっています。お店によってはかなり割引率がいいものも。
もちろん取り扱いがないお店もあるので、何軒か探し歩く必要は出てきますね。
ちなみに都内だと新宿駅西口のガード下は金券ショップ街になっているので一度ではしごができてしまいます。
・公式サイトからオンラインチケットを発券しておく
金券ショップのはしごに割く時間はないんじゃい!という方、当日料金と同額でもよいなら、展覧会の公式サイトにアクセスしてみましょう。
たいていオンラインチケットが、クレカ決済で購入できるようになっているので、便利です。
スマホで購入して発券すれば、そのまま画面を見せてペーパーレスで入場可能に。もちろんPCでの発券も印刷すれば問題なしです。
私はある展覧会に行ったら予想以上にチケットブースが行列を作っていたので、その場でオンラインチケットを購入し、列に並んでいる人を尻目に、サクッと入って、サクッとアートを楽しんだ経験があります。
②混雑を避けるなら週末の夜がおススメ
平日は仕事で夜しか空いてる時間がないのが、多くの社会人に当てはまる状況だと思います。でも美術館というのは平日はたいてい午後5~6時には閉館してしまうもの。
でも、金曜と土曜の夜は午後8~9時まで開館している美術館が多くなりました!
展覧会の混雑状況をネットで調べると、やはり夜の時間が昼間より空いているという声が多く上がっています(ただし人気の展覧会はこの限りではありません)。
例えば私が先週の土曜日の夜6時過ぎに入場した、国立西洋美術館のアルチンボルド展は、検索すると平日の日中は劇混みらしいです。が、夜に入ったおかげで多少混んでいたものの、ストレスなくそれぞれの絵とご対面を果たすことができました。
また、金曜の仕事帰りに展覧会へ行って、気分を仕事モードからお休みモードに替えるのも好きだったりします。
③企画展だけじゃない、常設展はストレスフリーのアート鑑賞の穴場
日本の美術館は外国の有名どころの美術館などから作品を借りて(新聞社とか大企業がスポンサーになるので実現できる)開催する企画展に集客を頼っている傾向があります。
しかし、日本にだって優れたコレクションを持つ美術館は多いのです。そのコレクションを常に、しかも格安で公開してくれる常設展をお忘れなく。
例えば先述の西洋美術館の常設展は、南北ルネサンス期から印象派、ピカソなどのエコールドパリ、現代アートまで幅広い時代を網羅した、非常に見ごたえのある内容になっています。
そのコレクションが企画展の半額以下で楽しめるのですから、行かない手はありません。
また、美術館にはそれぞれ特色があるので、常設展のほうがおもしろいところもあります。興味のあるものを調べて足を運んでみてはいかがでしょうか?
さらにもう一つ、常設展のいいところは、展示替えや貸し出しがない限りお気に入りの作品にいつでも会いに行けるということにあります。
私はブリヂストン美術館(現在建て替え中のため閉館中)がお気に入りで、常設展のモネの作品やオーストラリアのアボリジニアーティストの作品に会いに行ったりします。
せっかくの自分の時間、人の頭ばかり見て疲れた、なんてことにならないようにちょっとした工夫をして、ご自身のアート鑑賞を素敵な時間にしていただきたいものです。
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