ファミリーヒストリーを通して知るワタシのルーツ
おはようございます、貪欲なシンプリストです。
昨日は1日のうちに3つも予定をこなすという、妙にアクティブな1日でした。
その中で最後を締めくくったのが(笑)、叔母との約束でした。
都内某デパートで待ち合わせて、用事を済ませてから小一時間ほどお茶をしたのですが、色々な話をし今まで知らなかった家族の歴史を教えてもらったり、収穫の多い時間を過ごすことができました。
近くてどこか遠かった親戚
私の両親は共に東京出身で、実家も都内にありました。子供の頃は私も都内在住だったため、両方の親戚とそれなりに行き来があったのですが、父の転勤で家族(3人だけですが)が北海道へ引っ越してから10年近く親戚づきあいに空白が生まれてしまった時期があります。
関東に戻ってきてからも新年会など親戚で集まることはありましたが、10年のブランクはお互いにどこか気まずさを作ってしまい、私自身の中でも親戚づきあいに億劫になってしまいました。
しかしそれが、母の死をきっかけに親戚、特に父方の親戚との距離がぐっと狭まったのでした。
祖母の昔からわかる自分のルーツ
現在父方の祖母は90代で軽度の認知症を患っており、デイケアセンター通いをしながらも、自宅で過ごしています。祖父は20年以上前に他界しているので一人暮らしなのですが、当然一人にするわけにはいかないので、父も含め叔父、叔母、大叔父が協力して交代で祖母の家に泊まりに行ったりしています。
祖母は大のおしゃべり好きである上に、ずっと同じところにとどまっているのが大嫌いな性分らしく、実はデイに行くことも、月に2回デイに宿泊することも相当嫌がっていたそうですが、最近はなんとか順応してくれている様子です。
デイには中庭があるらしく、祖母は一人中庭のベンチに腰掛けて1時間ほど空を見上げているのだと、デイの職員からお話もあったのだとか。
それを聴いて、なんだか自分みたいだなと思ってしまったり。
そう、このブログをずっと読んでくださる方はすでにお気づきかと思いますが、貪欲なシンプリストである私自身、一つの場所にとどまっていることが大の苦手です。だから今の出張の多い仕事が気に入っているし、内勤続きだとストレスが溜まり、浪費が始まりますw
また、祖母は若い頃様々な職を経験したようで、電話の交換手やデパートのエレベーターガール、そしてその時に出会った米軍将校の奥さんと子供に気に入られ、米軍ハウスでベビーシッター兼ハウスキーパーをしたり、とどれも興味深い話ばかり。
変な話ですが、自分のルーツはここにあるんだ、自分の気質は血筋なんだ、と妙に納得してしまいました。
もっと知りたいファミリーヒストリー
他にも父の実家のことなどいろいろ教えてもらったのですが、改めて私は家族の歴史について何も知らなかったんだな、と思ったのでした。
世間では一人のお年寄りがなくなるのは、辞書一冊分失うのと等しいというような表現があります。今回叔母にいろいろ教えて貰ったことで、改めてもっと祖母から色々な話を聞きたくなりました。すっかり祖母とはご無沙汰になってしまい、不義理をしている反省もあって、近いうちに時間を作って祖母に会いに行こうと思った週末でした。
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