嫌いな言葉#1「前例がないからできません」って、前例は作りゃあいいだろっ!!!
自分を知るには、自分が好きなモノ、求めるモノだけが分かっても、十分ではないと思うようになりました。
逆の発想で、嫌いなモノや受け付けられないモノ、怒りを覚えるモノなども把握していないと、自分を見失うことになり、シンプルに己の人生を全うすることは難しいのかもしれませんね。
そんなわけで、自分自身の内観のために「嫌いな言葉」を一つずつシェアして、ワタシがそれに対してどう思っているのか綴らせていただこうかと。
☆「前例がありませんから」と言って断られるケースに疑問を抱くのは私だけ?
日本の至る所で、特にお●所関係でこの言葉を聞きますよね。
この世のすべてのモノは生成変化するので、当然社会の様相も変わり、それに対するニーズも変化が求められるわけです。
その変化を起こし、新しい物事を生み出そうとする、頼もしい人がいる反面、それを阻む人もいるのも事実のようです。
☆例えばこんなエピソードがあった
先日も仕事でご縁のあった方が、ご自身でNPOを立ち上げて、10年以上前にコミュニティで働く外国人への支援を始めようとしたときに、手続きをする某所で「そういうのは前例がないから、できないよね~」と断られたのだそうです。
しかし、今、日本の人口問題、特に介護の分野では今後日本人だけで賄っていくことは不可能な世の中に。EPAによる東南アジアの3つの国から看護師・介護福祉士が働き始めて10年近くたちますし、今年の秋から技能実習生という形で介護の分野に、アジアから更に人員が投入されることになりました。
言葉も社会構造も、文化も異なる外国人が日本に暮らし、仕事をしていくわけですから、彼らのためにも、彼らが接する日本人のためにも、外国人への何らかの支援(アクション)は必要不可欠なわけです。
それを「前例がないから」と断っちゃった担当者の方、日本社会の先を見越す力がちと足りませんでしたね。
☆前例が無ければ、作ればいいのだ
確かに新しいことを始めるというのは、手探り状態なので労力もいるし、不安材料も多いことでしょう。どちらかと言うと私たちは失敗するよりかは、成功することが求められるわけで、変化を起こすことは失敗のリスクの方が多いので、躊躇してしまうのも理解できます。
でも、社会が、時代が変化を求めているのを、ぬるま湯につかって見過ごしていてはいけないのではないでしょうか?
第一私個人的には「失敗=悪」と考える風潮に疑問を抱いています。もちろん誰かを傷つけたくはないけれど、失敗から、成功につながる学びが得られるのも事実なんです。
エジソンが発明の際に受けたインタビューの答えの逸話は有名ですよね。
ある発明を成功させるのに、とんでもない回数失敗したことについて尋ねられた彼は、
「何言ってるんだ!成功しない理由が分かったということじゃないか!!」
みたいな回答をしています。
そう、うまくいかなかった、ということは、成功させるには失敗の逆をいけばいい。新しいことを始める場合は、何がだめなのかすらわからないのだから「ダメ」な要素を見つけることも不可欠なんですよね。
☆まとめ
・前例がないから新しいことを始めない理由にはならない
・試行錯誤を大いに繰り返して、変化を起こせばいい
・前例にしがみついて、守りに入る人生はまっぴらごめんだ!
と、なぜだかちょっとアグレッシブな投稿になりました(笑)
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