ワタシは定時のオンナ!ダラダラ残業をやめた先の幸福論
突然ですが、ワタシこと、貪欲なシンプリストのシュカは「定時のオンナ」でもあります。
いつも就業時間鬼の形相で集中するようにして、 会社では基本的に定時で上がれるように努力をしております。
そりゃあ、会社の状況や業種、ついてるポジション、部署によっては業務量、人員数など異なるでしょうから誰もが残業をせずに帰宅できる、というのはないことくらいはわかっています。
ワタシだって必要であれば残業しますしね。
ただ、4月からスタートする国主導の「働き方改革」で、残業時間にも制限がかかることになりましたよね。
https://www.mhlw.go.jp/hatarakikata/
残業が多い状態である場合、残業が出てしまう業務分担や人員数、または業務の効率化(システムの導入や外注など)、会社の仕組みの改善が求められるわけで、一応申請すれば中小企業に関しては補助金も出るそうです。まかない切れる額なのかは疑問ですが。
残業大国日本の現状が変わるといいな、と思います。
が、貪欲なシンプリスト、兼定時のオンナであるワタシが今回声を大にしたいのが、業務量が多いからの残業ではなく、「なんとなく残業」の部類に入るもの。
- 7〜8時間の就業時間中に段取りを考えずに、当たり前のように残業に突入するとか
- 自分の仕事は終わってるのに、周りが残ってるから帰りづらいとか
- 生活残業とか
自分のコントロールが可能な範囲で残業しちゃうケースは、定時のオンナ的には思いっきり避けたいところであります。
生活残業っていうのも、経済的な理由があるだろうからあまり人様についてはどうこう言いたくはないのですが、給料の安さが問題なら転職を考えるのも手だと思うのですがね。
生活残業が目立つと、経営者が事前申請制とかにしちゃって、本当に必要に迫られて残業してる人たちの分まで残業として認められなくなり、サービス残業化するという、負のスパイラルにはまっちゃうこともあるので、注意が必要です。
残業もそれだけ会社にとっては電気代やら人件費(割増時給計算になるので)といったコスト負担も大きくなるため、必要でない限り定時のオンナである貪欲なシンプリストは、さっさと定時で上がるようにしています。
仕事後はさっさと帰宅して、家族との時間を楽しむもよし、ネットや勉強、映画・ドラマ鑑賞など趣味の時間を持つもよし。
または、フィットネスや習い事、スクール、友達との時間といった過ごし方もよし。
人間仕事だけじゃないんでね。
貪欲なシンプリストの幸福論として
いい仕事をするには、思い切り遊ぶことも必要
という信条があるので、オンオフの切り替えは非常に大事だったりします。
だから何も考えずに漫然と日々残業、という生活はあり得ない。
以前海外の治安の悪いところで仕事をしていた時、出張ベースで来ている日本人はだいたい同じようなホテル住まいだったので、終業時には車でまとめて帰宅、という日常でした。
だからみんな基本的に定時上がりになったので、残業する人の方が稀。
治安も悪いので正直一人残って残業はしたくないなと思っていました。
実際に夜中に忍び込んで爆弾使って金庫盗む、とかあったりする場所なんで。
そしたら日本にいる上司はこんなことをシュカに聞いてきました。
あなた、残業したくないの?
はい?と思いましたね。
治安が悪いんだから、安全管理として会社に一人残るのが嫌だって言ってるんでしょう!?
という思いと同時に、
残業って、「したい」「したくない」っていうWANTの形で語られるものじゃないよな!?って思いました。
残業は「必要だから」するものですよね?
必要であれば、定時のオンナだって、看板下ろして残業しますよ。
周りが残ってヒーヒーしてるようなら、さっさと就業時間中に「どれか私やりますよ」って言って仕事をもらいますよ。協力し合いますよ。
でも私の場合、必ず残業しない日を週に複数は持つようにコントロールしますね。
残業するのが当たり前だとか、仕事へのモチベーションの表れ的な考え方が如実に表出した上司の言葉ですが、「それが日本です」と諦めるのではなく、ちゃんと変えていく方向に向かっていくのがいいと思います。
色々批判も多い働き方改革ですが、ちゃんと読み込むと形ばかりでもなさそうなので、国からの仕組みを有効活用して、改善へと進んで日本の幸福度がアップしたらいいな、と思う定時のオンナでした。