冬こそ食べたい!!中国式火鍋の魅力
火鍋、うまし!
金曜の寒い夜に友達と火鍋を食らってきた貪欲なシンプリストのシュカです。
リニューアル後にお送りする第1弾は、冬に食べると幸せな気分になれる食のお話です。
冬の幸せの元「鍋料理」
春のような陽気になったかな〜、と梅の花も咲き始めたはいいけれど、寒の戻りで小雪すらチラついてしまう、まだまだ冬の2月ですが、そんな時に食べたくなるのが鍋物ではないでしょうか。
昔はやれコンロを用意して、具材を人数分用意して、さらに片付けも大鍋を洗ってく乾かして〜、とちょっと手間のかかるイメージでしたが、最近は鍋スープもバリエーションが豊富ですし、一人用の小鍋で湯豆腐だってできちゃうし、鍋物へのハードルが下がってる気がします。
しかもよくよく考えたら、野菜や肉、魚などを切ってスープに入れておけばいいだけなので、簡単といえば簡単なんですよね。なんと、シンプリストにうってつけのお料理ではありませんか!!
皆さんは今シーズン、何回鍋を食されたでしょうか?
2種類の味が楽しめる中国式火鍋
日本の鍋もいいですが、寒さと仕事の疲れを感じだすと、妙に中華の火鍋が気になってしまうシュカです。
そこで火鍋についてちょいとばかし調べてみました。
火鍋、中国語(普通語)では「huǒguōフオ・グオ」と発音します。
その起源はモンゴルの羊鍋と言われていますが、その後四川などの中国南部で発展して現在の形になったようです。
私たちがイメージする2種類に分かれたタイプの鍋は「鴛鴦火鍋」(ユアンヤンフオグオ。二色鍋)というのが正式名称のようです。
東洋的な思想である陰陽☯️をイメージしたデザインのお鍋には、「鴛鴦(オシドリ)」と名前の通り2種のスープの両方を味わうことで、体を整え調和を生み出す、というスタイルなのでしょう。
中央を太極の「陰陽」に見立てて仕切った金属製の丸鍋の中に、白湯(バイタン)と呼ばれる白濁のスープ(鍋底(グオヂィ))と、唐辛子や山椒など調味料を沢山入れた辛い味付けの紅湯の麻辣(マーラー)スープの2種類を別々に入れて煮立て、好みの食材を好みのスープに入れて煮て食べる「鴛鴦火鍋」(ユアンヤンフオグオ。二色鍋)と呼ばれる形式も多く見受けられる。
Wikipedia「火鍋」より
火鍋の何がいいかって、一度に2つの味が楽しめることですよね。
スパイスで体を温め、クコの実やナツメ、生姜などの生薬を煮込んだ白湯で体を整えるという、冬にぴったりの薬膳料理だと思います。
*ただし、激辛のものは胃に負担を与えるのでほどほどにしましょう。
中国でも激辛火鍋を食べたことで胃を壊して入院、というケースも少なからずあるようなので・・・
カジュアル&リーズナブルに火鍋が楽しめる「シーアン」
金曜日に友達と食した火鍋のお店は、西安料理刀削麺・火鍋 Xi’an。
飯田橋店を利用しました。
店内はカジュアルな雰囲気で、こじんまりとしています。
でも一歩店内に踏み入れると、山椒の香りが漂ってきて、気分は一気に外国へ。
客入りもよく、入店時も空席率は2割程度でしたが、回転も良く、満席状態が続いていました。来店時は予約を入れておいた方がベターですね。
Xi'anは居酒屋のチェーン店を営む会社が母体のようで、各地に店舗があるそうです。
刀削麺だけのオーダーもありなので、ランチ利用も良さそうですね。
火鍋のコスト
さて気になるお値段は、火鍋1人前で税込2700円ほど(2人前からのオーダー)。今回は友達と3人での会食だったので、2人前オーダーして、あとはサイドメニューを。飲み物入れて合計5000円/人でしたね。
火鍋自体は
- 牛・豚・羊から2種類
- 野菜各種(白菜、しらたき、長ネギ)
- 刀削麺
の3点セットでお得感満載。
ただし、タレは別料金でしたw
サイドディッシュは若干割高な感じがしましたが、本場の味って感じで美味しかったので良しとします。
寒い冬は火鍋で乗り越える
火鍋を堪能した上に、友達と盛り上がって楽しいひと時を過ごせたので、仕事の疲れと夜の寒さなど吹き飛んでしまいました。
薬膳的なお料理でもあったので、焼肉やイタリアンをたらふくいただいた時の罪悪感もなく、むしろ体にいいことしました、って感じで幸福度が上がりますね。
実は2月は毎週1回外食の機会があった&ある予定でして、さらにどれも中華(笑)
しかも月末には会社の人と近くの中華のお店で火鍋、という火鍋づくしの2月になりそうです。
火鍋で寒さに負けない自分でいたいものです。