貪欲なシンプリストの幸福論

欲張りだけど生き方はシンプルに。そんなワタシが幸せについて考えたいと思う

ミャンマーお一人様「スタツア」レポ①ショッピングから見えてくるミャンマー

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 3連休が始まり、調子が狂った自分のペースを元に戻すべく努力を始めた貪欲なシンプリストです。

 

ミャンマーネタの更新が滞っていたので、連休を有効活用して更新したいと思います。

 ここからはミャンマーでどんなところを訪れたのか、ということがメイントピックになります。

 

というのも、ミャンマーでグルメもお寺も遺跡もお買い物も、それなりに楽しみましたが、本来は「ソーシャルセクター(社会貢献)の活動の場を見にいく」という目的があり、名付けてミャンマーお一人様スタディースター」というコンセプトで旅に臨んだのでした。

 

色々訪れた場所があるので、2回に分けてお送りするスタツアレポ。1回目の今日はお買い物スポットでミャンマーについてお勉強、というテーマでお話ししたいと思います。

 

 

 

フェアトレードのお土産ショップ

雑貨ショップというのは、可愛く素敵なお土産にも出合えるので、場所さえ押さえておけばハードルは高くないスポットです。

 

事前のリサーチで見つけたのはヤンゴンの南、ダウンタウンにある2軒、pomeloHla Dayです。

 

欧米人のお客さんが多かったですが、日本人の姿もありどちらも気軽に入れる可愛いお店でした。

 

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pomeloformyanmar.org

 

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フェアトレードであることを前面に押し出していることと、それぞれのプロダクトがどういう目的で生まれたのか、またはその団体について詳しい説明が添えてあるので勉強になります。

 

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少数民族の保護から、DVや人身売買の被害にあった方々、やその防止のために尽力しているNGO団体が商品開発するケースが多いですね。

 

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ミャンマーに存在する社会問題を知る上でも、またどんな支援団体が活動しているかを手っ取り早く学べます。

 

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Hla Dayはダウンタウンのランドマークでもあるスーレーパゴダの近くにある、観光客に人気があるお店が多いエリアなので、探しやすいでしょう。

 

hladaymyanmar.org

 

店内の写真は撮ってないのですが、こちらはフェアトレードであるにはpomeloと同じでも、職人の手仕事を強く打ち出している感じだったことと、アクセサリーのデザインなどが欧米人好みでしたね。

 

pomeloでロングネックレスを2本買っていたので、Hla Dayでは我慢しました。

 

ボーヂョー・アウンサン・マーケット

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ヤンゴンを訪れる観光客にとって外せないショッピングスポットが、ダウンタウンの中心にそびえ立つ「ボーヂョー・アウンサン・マーケット」です。

https://www.tour.ne.jp/w_review/RGN/shopping/spot/1316889/

 

お土産品やミャンマーの伝統衣装ロンジーの布などとにかく大量にお店が軒を連ねています。(ミャンマーの観光地化に伴い、日用品は真向かいの新しい建物に移ったそうです)

 

そんなマーケットの東館2階の1角は、ソーシャルセクターに関心がある人にはぜひオススメしたいお店が並んでたりします。

 

中でも少数民族チン族の布を扱う老舗「ヨー・ヤー・メー」はマストです。

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私自身は少数民族マニアであることと、布コレクターなので事前にしっかりマークしていたところなのですが、そうでなくてもミャンマーという国について知りたい方には足を運んでもらいたいですね。

 

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チン族はミャンマー北西部に位置するチン州(インド・パキスタン国境地帯)の主要人口数を占める民族ですが、その独特な模様の布は世界中にコレクターがいるのだとか。

 

tataa.jp

 

オーナーがチン州出身であることと、その旦那さんが学者さんということで、チン族支援の意味合いも含めてショップを25年にわたって続けていらっしゃるそうです。

 

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Yo Ya Meさんよりご提供いただいたチン族の織物

最近ベトナムへも仕事の関係で行かれたということで、私も知っているお店の名前が出てきたりして、妙に盛り上がってしまいました。少数民族という角度から見えてくるミャンマーの一面も押さえておくべきだな、という思いを新たにしました。

 

ちなみにチン族ではありませんが、こちらも↓オススメです。

 

アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

 

 

ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)

ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)

 

  

 

 そしてヨーヤーメーを出て、角を入り口方向に曲がると、可愛らしい雑貨のお店Mogok Inklingsが見えてくるはず。

 

私が行った時はちょうどカラフルな張り子の置物が多かったのですが、私が気に入ったのは少数民族の布(どんだけ好きなんだ)を使ったシュシュやバレッタ

 

店員さんはさほど英語が話せるわけではなかったのですが、商品を色々見せてくれたり、英語の説明書をくれたり親切にしてもらいました。

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https://www.worldcrafts.org/artisans/mogok-inklings

 

あとで調べてわかったのが、Mogokというのはミャンマー中北部にあるルビーなどの鉱石の産出地として有名なんだそうです。しかし、産地の人々にその利益は反映されず、いまだに貧困レベルの改善がされないという。

 

こちらのショップは、そんなMogokの女性たちを支援する団体が運営するショップだったというわけなのです。

https://www.worldcrafts.org/artisans/mogok-inklings

 

 

多民族が暮らすミャンマー。長きにわたって軍制が敷かれ、アジア最後の秘境とまで呼ばれ、つい数年前まで外国人が入国するのも、またはその中を移動するのも難しかった のに、今となっては世界中から観光客が集まり、一部の富裕層向けにハイファッションが集まるショッピングモールも建設されているミャンマー

 

しかし、まだまだその網目の裏には多くの問題が潜んでいるのだと、改めて思い知らされました。

 

それではこの辺で。また次回。

 

 

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