家ごもりのために調達した本から自分の潜在意識を知る
外出や人に会う予定のない週末、みなさんどんなことをしていらっしゃいますか?
お家の中でもできることってたくさんあるので、これを機に普段できていなかったことを一気に取り組んじゃいましょう。例えば捨て活とか、動画配信サイトでシリーズ物を一気見するとか、後手に回っていた書類の整理や家計簿とか?
貪欲なシンプリストは本を読みたい気分。
いつも読んでますが、コロナ感染拡大のため、先月から御用達の図書館は閉館続きのため、なかなかまとまった量の本を調達できずにおりました。
勉強のための本はアマゾンマーケットプレイスで何冊か調達してたのですが、そういう本って、机に座って「お勉強」として読むから、趣味としての読書とは姿勢が違うんですよねぇ。
そろそろくつろぎ読書がしたい、でもなるべく読み応え(面白い!とか感動とか)がある本がいい、という願望がふつふつとこみ上げてきました。
ってわけで先日まだオープンしている某大手古本屋へ、空いている時間を見計らって本を調達に行ってきました。(感染拡大防止を目的として自宅にあったサージカル手袋をして物色)
Kindle Unlimitedもやってますが、正直そういうので私が読みたいと思う本って少ない。
読みたい本を電子書籍で探せますが、定価より少し安い程度で却って不経済なので、やはり紙の古本を手に取ってしまうんですよね。まあ、定期的にValuebookのチャリボンで売って整理してるので問題ありませんが。
* #Valuebook さんの「チャリボン」プロジェクトについてはこちらから↓
https://corporate.valuebooks.jp/charibon/
*チャリボンについて触れている過去記事はこちら↓
何はともあれ、本をまとめ買いできる瞬間に高い幸福度を感じられる貪欲なシンプリストですが、選ぶ本の内容を見てみると、その時の自分の内面が改めて浮き彫りになってくるのが面白いです。
今回選んだのは4冊で2000円程度。1冊あたり400円ほどですが、約200〜800円のはばで選びました。
ではちょっと丁寧に見ていきましょう。
面白そうな小説と出合えたらと思って本棚をうろうろしていて結局お気にりいのジェーン・スーさんのエッセイと、「クレイジー・ジャーニー」でおなじみの写真家ヨシダナギさんのエッセイをセレクト。期待はずれになるリスクは確実に避けられるしね。
家ごもり生活のお楽しみが増えました。
そしてこれは確実にビジネスモードの自分が求めている類の本。
今の仕事上の課題として、部下指導というのがありまして、研究したいと思います。
それから仕事と勉強の両立でより良い方法論を見つけたくて選んじゃいました。
そしてこちらが今回大当たりって感じの1冊。
日本語タイトルはいかにもって感じで気に入りませんが、大学中退・職なし・シングルマザー・息子の難病という境遇にあったジプシーウクライナ人をルーツ荷物アメリカ人女性が、アイデンティティを生かしたブレンドでオーガニック&フェアトレードのティーブランドを興す、という話。
日本でもNGOとかソーシャルビジネスを起こした方々のエッセイで似たようなものは何冊か読んできてますが、どうやらこちらはそれらとは毛色が違う感じ。まだ読んでいる途中なので、読み終えたらちゃんと記事として投稿する予定。なので詳細については割愛します。
こちらを選んだ理由はブックデザインの可愛らしさと、タイトルとは裏腹に自己啓発本的な感じではなく、自分が求める「読み応え」がありそうだったから。
*ご興味ある方はこちらをどうぞ↓
こうしてみてみると、今の自分は仕事にかかるスキルもそうだけど、どちらかというとそこから離れて、強い女性の生き様にインスピレーションを求めてる感じですねw
なんだか深層心理分析みたい。
年齢を重ねて小説を読まなくなりました。
自分にとって小説を読むというのは、小説の世界に入り込むってことなので、ちょっとした現実逃避なんですよね。思い返せば今までの人生で小説にハマったのって、ちょっと辛いことが続いていた時期でした。
最近は辛いことがないわけではないけど、数年前に母が他界して以来、同じレベルのことはまだ起きていませんし、仕事や自分のことに集中していたので、フィクションの世界を求めてこなかった気がします。
だから結局フィクションと勉強系の間になるエッセイがお気に入りなのです。
さあ、今日も午前中はゆっくり過ごしたいので、本のページをめくることにしましょう。
皆さんはどんな本を読んでますか?